※随時追加
【陰間茶屋】
男性が男性に春を売る店。実際陰間茶屋の始まりは舞台稽古(歌舞伎)をする男性が女形の勉強をする一環だったとのことで、後にそういう目的の場所へと転換していったようです。
【禿(かむろ)】
かむろは髪の毛が生え揃わない幼い子ども、から禿の字をあてるそうです。姉女郎に付き従って雑用などをしながら遊郭のいろはを学ぶ子どもです。
【新造】
髪が生え揃っており禿よりやや上の立場で共に姉女郎の身の回りの世話をしつつ遊女としての訓練(読み書き、歌、三味、舞など)を受けるのが新造です。(序盤のあきとみどりはここにあたります)通常遊女は16〜17歳で客をとるそうですが、新造はその前の段階(水揚げをしていない遊女)を指すそうです。姉さん女郎の付き人として身の回りの世話をしたり姉さん女郎のところに複数の客が登楼している場合に待たせる方の客の話相手をするのも仕事だそうです。
【水揚げ】
水揚げとはは遊女が初めてお客をとって寝所で接することで、ある種通過儀礼のようなものだったそうです。(＝初見世)
【間夫】
遊女がひそかに持つ恋仲相手のこと。
【見世棚】
店の外から客が遊女を品定めし選べるように設けられた柵のある部屋。
【中華】
お察しかも知れませんが中国を指します。
【悋気】
＝嫉妬(心)読みは「りんき」
【花街】
遊女の店が立ち並ぶ場所
【衆道】
同性愛者、ここでは特に男性。