水と炎 灰猫様より相互記念



ガジルとジュビアはなんだかんだで仲がいい…、と思う。





「ガジルくん、今度お食事でも行かない?」

「あぁ、いいな」

「……」





おもしろくない。





「………ジュビア! 俺と勝負だ!!」

「え?」

「はぁ?」





そうだ。
ガジルの隣は俺の特等席だ。
誰にも譲らねー。





「…お言葉ですが、ジュビアとナツさんだと圧倒的にナツさんが不利だと思います」

「そんなもん関係ねえ!」

「はぁ、仕方ないですね」





そしてその結果…、





「惨敗だな、火竜」

「…………、」





うつ伏せに床に倒れる俺をツンツンつつくガジル。
そんなところもかわいい。





「ガジルぅ〜っ」





たまらなくなって抱きつこうとすると、目の前からガジルが消えた。
俺が抱きつく前にジュビアがガジルを抱き寄せたんだ。
的をなくした俺は、またもや床とハグしてしまう。





「ガジルくんは渡しません」





くそっ
こいつ最初から気付いてやがったのか。





「ジュビア、冷てぇ」

「あ、ごめんね」

「いい…、気持ちぃ」





なっ、なっ、なっ、なんじゃこりゃぁあッ!!
ガジルがジュビアの肩にデコうりうりしてるぅぅうううっ!!!!
超可愛いぃいいいいいいッ!!!!!
俺もされてぇええええッ!!!!!





「…おい火竜、鼻血…、」

「はっ、俺としたことが!」

「……」





無言で俺にティッシュを渡してくれるガジル。
優しいガジルかわいぃぃ。





「……不潔です、破廉恥です。ガジルくんに触らないでください」





そんなガジルをジュビアが引っ張って連れて行こうとする。

させねぇぞ。





「おいジュビア! ガジル嫌がってんだろ!」

「はい? どこがですか。ナツさんと一緒にいるよりジュビアと一緒にいた方がガジルくんも幸せです。ジュビアなら仕事もきちんとするしちゃんとガジルくんを養えます」

「俺だってやるときはやるし同じ滅竜魔導士で通じることもあるし何より夜ガジルを満足させれるのは俺だけだ!」



「お前らなんの話してんだ…。つかジュビア相手なら養うのは俺だろ」

「!」

「なっ…!」





今、なんて言った……?
なんか物凄く聞いてはいけないことを聞いたような…、





「ガジルくん! ジュビア嬉しいっ」





俺の目の前でガバッとジュビアがガジルに抱きついた。
それを難なく受け止めるガジル。
なんて羨ましい。





「お、おお…、いきなりどうした、ジュビア…」

「ジュビア、一生ガジルくんを幸せにするねっ」

「? あぁ、さんきゅ…、?」





ジュビアに抱きつかれたまま、ガジルは疑問符を浮かべる。
意味わかってねえのにそんな返事すんなよ!





「あっ、グレイ様に報告しないと!」





そう言って、そのままジュビアはグレイの名前を叫びながらどこかへ走っていった。





「ジュビアのやつ、いきなりどうしたんだ?」

「…ほんとにな、」





てかなんでグレイ。

なんか色々疲れて溜め息を吐いてると、ガジルが心配そうに俺の顔を覗き込んできた。


ちょ、そのアングルはやばいっ





「鼻血止まったのか?」

「ぁ、あぁ…、今また出てきた……」

「………そうか」





若干引き気味のガジルも可愛い。










end.





相互リンクありがとうございます!
飛鳥様に捧げますっ

マンガ読み返してみたところ、
ジュビアの口調はガジル以外には基本敬語。
ガジルにはタメだった!
多分!!

何その親しげな感じ!!
ジュビガジかわいいっ!!


どっち落ちか曖昧な感じにしました。
まぁでもジュビアかな…、
でもジュビアのガジルに対する気持ちは母性とかそっちだと思います。

てかナツが気持ち悪くなったorz
ジュビアはガジルのこといろいろグレイに相談とかしてたらいいな 笑

こんな中途半端で微妙なものでよければもらってやってください。。。
素敵なリクエストありがとうございました!


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無理難題を言ってしまって申し訳ありませんでした。そして素敵な幽鬼コンビをありがとうございました。
ジュビアかわゆいぃぃぃぃいいいい!!ガジルに母性感じちゃうジュビアかわゆぃぃぃぃいいいい!!!!
私も母性を感じます(殴)
気持ち悪いナツは大好物です。そんなナツガジ大好物です!!
相互リンクに続き、素敵な小説をありがとうございました!!


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