温泉へ Let's Go!!



「…は?」

『だーかーら、温泉行こうよ!ねっ?』

「あ、あぁ…」

『やったー!!』




と、いうわけで…
仕事がちょうど休みだったので、彼女の名前と温泉に行く事になりました。
別の意味で大丈夫か…俺。









***



『うわー!すごい部屋ひろーい!』

「俺ちょっと頑張ったんだぜっ!」

『さっすが翔ちゃん!ありがとう!』

「べ、別に…」




名前の最高の笑顔を頂きました…。可愛すぎて困るんだけど。
俺達は部屋についた後、子供のようにはしゃいでいた。




「名前ー、夜は枕投げしような!」

『お、受けて立つよ!』

「おっしゃ!!」

『あ、ねぇねぇ早速ですが温泉に入ろう?』

「おう」




旅館用の浴衣を持って、目的の場所へと歩いた。
風呂上がりの名前の浴衣姿可愛いと思うぜ?…これは期待だな




『じゃあ、また後でね〜』

「またなー」




名前は女湯へ、俺は男湯へと入った。
更衣室に入ると、服を全て脱ぎ、腰にタオルを巻いて更衣室から温泉へと出た




「うわ、温泉も広い…!」

『すごいよねぇ』

「あぁ、すげぇ……って、えぇぇえ!?な、なんで名前いるんだっ!?」




なぜか男湯に名前の姿。俺も彼女も体にタオルを巻いてるから大丈夫だけどよ…、いろいろ危なかった。
タオル巻いててよかったぜ…




『ねぇ知ってた?ここって混浴なんだよ〜?』

「えぇぇえ!?」

『…でも、変な事したら、いくら翔ちゃんでも許さないからね?』

「し、しねぇよ!」

『うは〜!あったか〜い!』

「あ、ずりぃぞ!!」




俺は、先に入った名前に向けて、温泉の湯をかけた。
すると、その湯は名前の顔面に見事ヒットした。




『うひゃっ!』

「へっへー!」

『やりやがったな…!』

「へ…?」

『おらっ!』

「うわっ!」

『へへ〜ん、お返しだー!』

「ちくしょ…!」




高校生くらいの俺達がこんな事で遊ぶのって…、なんかおかしいな…。
まぁ、でも俺も名前も楽しんでるからいいか。それから、だいたい1時間くらいは遊んでた









***



「ちょっとのぼせた…」

『流石に入りすぎたよ…』

「やば、クラクラする…」

『私もクラクラする…』




1時間も温泉で遊んだせいで、のぼせた俺達は、フラフラになりながらも部屋に戻った。
体調が少し悪くなったので、温泉行く前に敷いていた布団の上に横になった。




『うぅ…』

「…っ、」

『…なに?翔ちゃん』

「べ、別に…」

『顔が赤いけど…』

「こっち見るなっ!」

『変なのー…』




うぅ…
名前の着物がちょっとだけ崩れてて鎖骨が見える…。
声を出した名前が色っぽくてビックリした




「…名前」

『んー?』

「キス、していいか?」

『なっ…!』




名前の方を見ると、顔が茹でダコのように真っ赤だった。
でもごめん、俺もう我慢出来ないんだよな…




「ダメか…?」

『そ、そんな可愛く言われたら…、無理って言えるわけないじゃん…』

「名前…」

『翔ちゃん…』




名前のぷっくりした唇に、自分の唇を重ねた。




「…っ、これ以上は我慢出来なくなるからお終いな!」

『う、うん』




ちょうどその後、食事が来た。今まで食べた事ないくらいすごく美味かった!
また、休みがあったら名前と遊びに行けたらいいなって思った。
夜は勿論、約束した枕投げをしたてめちゃくちゃ楽しかったゼ!







温泉へ Let's Go!!
(また来ようね!
(そーだなっ!
(翔ちゃん、色っぽくてかっこよかった…
(…っ、


20130331
20130823.移動

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