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- ナノ -
―刀剣乱舞 ヒロイン設定―
→お相手:源氏兄弟




「あらあら、どうぞお手柔らかにね?」


名前
桜庭円香

誕生日:5月10日(20歳)
身長/体重:158cm/50kg


概要
以前は審神者一族の間で名門として名の通っていた桜庭から久しく出て来た審神者の女性。実際は桜庭の本当の血縁者ではなく、高い霊力を見込まれて孤児院から引き取られて来た人間
政府が行った連隊戦の玉集めにて膝丸を、ドロップで髭切を自身の本丸に迎え入れたものの、髭切をドロップしてからはドロップ運が優れず、彼を入手したせいで運を吸い取られたと思っている節がある
垂れがちな瞳から感じ取れる様に円香本人は非常におっとりとした性格をしており、口癖は「あらあら」と天然なお姉さんの面を恥ずかしがりもせず、またその面を隠そうともしない
約一名に対しては悪戯を日に何度も仕掛ける程の無邪気さを持ち合わせている。約一名 膝丸にため息をこぼされ、注意を促しながらも許してくれる為にそこに付け込んでいる
膝丸が来るまではそういう一面を見せようともしなかった為に先に顕現していた刀剣は驚きを隠せない様だ
そこには「ただの子供でありたかった」「悪戯をしても愛し愛され、許してくれる家族が欲しかった」という円香が心の底の底に押し付けていた裸の本音の欠片が現れている

孤児院を出る際に持った「やっと家族を得て幸せになれる」という希望が義両親の手で打ち砕かれた事で円香は何にも・誰にも期待をしようとしない
その一方で「もう傷付きたくない」と思っており、彼女の本音は嘘くさい・薄っぺらい笑顔で隠され、他人へ壁を作る。本性としての暗く翳った瞳に無表情は源氏兄弟以外で見た事がない
「傷付きたくない」という思いから円香は無意識に義両親からの虐待紛いも「傷付いていない」という暗示を自分へかけている為、そこを突かれると途端に気が動転する
実際は気が動転する程に傷が深く根付き、「”もう”傷付きたくない」と思っている為に心の何処かで心の傷に気付いていながら目を逸らしている

大人っぽく振舞っているものの本質はどうしようもなく、傷ではなく愛情を欲する癖に甘え方を知らない未熟な精神の持ち主―それが桜庭円香である



ネタバレ源氏兄弟にも自己暗示に関して突かれた時に気が動転し、彼らが自分を救済しようとした際には「誰も助けてくれなかった」「この傷を認めたくない」と駄々をこねた
膝丸は「主が望むものでその穴を埋める」、髭切は「自分達の欠けているものをお互いで埋める」事をしようと言葉にした
円香本人は二人が何故そこまで自分に手を差し伸べるのかという理由が分からなかった為に畏怖した

精神の揺らぎから霊力が安定しなくなった際、このままではまた桜庭の威厳が失墜する事を恐れた義両親に桜庭の本家を連れ戻される
「審神者として役に立たないなら、世継ぎを」と用意された男性に手を付けられそうになるも、源氏兄弟の横やりで免れる
「自分達の主に手を付けそうになった男を用意した事を政府に告発されたくなければ、自分達へこの娘(円香)を渡せ」と刀を突きつけ、拒否すれば首が飛ぶ状態から義両親より円香を得る
義両親の枷から解き放たれ、正式に源氏兄弟のものとなった後は義両親の意志をなぞる形ではなく己の意志として審神者業を続ける事を選んだ



イメージCv.
Fate/Grand Order 源頼光役 戸松遥さん



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