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ーFate/EXTRA ヒロイン設定―
→お相手:ネロ・クラウディウス




「一度結んだ縁を今更否定しないよ、全部纏めて肯定するさ」


名前
伊達詩桜 (だてしおう)

誕生日:4月30日/血液型:A型
身長:150cm/体重:40kg
スリーサイズ:B70/W52/H82
イメージカラー:[EXTRA]灰色→[CCC]稲光の青
特技:電気代節約、忍耐強さ
好きなもの:[EXTRA]誰かの手料理、桜の花→[CCC]誰かの親切、ネロ(絶対に本人には言わない)
苦手なもの:否定、無条件の殺意
天敵:ムーンセル・オートマトン


概要
闇口芹罹と伊達政宗の間に授かった一人娘、一人称に「僕」、他口調は「なはは」と特徴的に笑う笑顔が愛らしい少女
両親の遺伝子をそれぞれに強く受け継いだ為に人間離れした身体能力を持ち、IQも高い天才児にして異端児。次期伊達家当主候補である
7歳までは年相応に学校に通い、社交的な性格で友人も多かったが、ある時その中の友人と喧嘩。昂った感情のままに電撃を放出し学校を破壊、生徒や教職員を傷付けた
重傷者は出たものの、奇跡的に死者は出なかった、が詩桜の危険性に気付いた大人や子供達は完全に彼女を受け入れる事は出来なくなり、結果として社会から追放された
この事件で自分がいかに普通の人間とかけ離れた存在かを痛感する事となる、何故、普通に産んでくれなかったのかと両親に当たる事も出来ずに自身の異質さを長年に渡り、一人心に抱える事となる
家の蔵の整理中にSE.RA.PHにトリップしてしまい、そこでセイバーのマスターとなる契約を行った、騎士道を持ちながらも可憐な「姫君」の性質を持つ為にセイバーとは愛称が良く、セイバー曰く自分と詩桜は「相思相愛」と触れ回っている
万能の願望機である聖杯の存在を知り、「もしかすると自分の歪みを正し、常人になれるのでは」という微かな希望を抱き、聖杯戦争に挑むもその願いは違うものへ変化する
抱える願いの下、SE.RA.PH内の聖杯戦争において、ムーンセルも観測していない岸波白野に代わり、聖杯戦争を制するifを作り出す。だが聖杯は詩桜を不正なデータと受け取り、彼女の願いを叶えずに自分の「目」として取り込む
戦争終結後、《観測者(目)》として、その体内に【七天新約(セブンスヘブン・アルスノウァ)】と呼ばれる聖杯の一部を埋め込まれる
《観測者》となった後は「試練」として、岸波白野が描いていく物語を観測する為に何度も世界をループする。元の世界に帰る為に、自身の歪みを正す事が出来るかを確かめる為に


CCCでの行動岸波白野と共存する世界線にて起こった出来事
白野とは七回戦で戦う運命にありながら、彼が攻略に困っている所に助言をしに現れたりと世話を焼いたりしていた
その正体は別の世界線で月の聖杯戦争を制し、《観測者》となった赤いセイバーをサーヴァントに持つ異世界の少女。ムーンセルの命令で白野が制する聖杯戦争を観測する為の何度目かのループを巡っていた
月の表で行われていた聖杯戦争の最中でNPCである桜を白野と助ける。倒れた桜のその後を心配し、同じ気持ちであった白野と共に保健室を度々訪れている内に桜に好意を持たれる事に
そんな平穏な月海原学園を襲撃してきた黒い影から逃れる為、屋上から飛び降りた際に入った空間で自身のサーヴァント・セイバーと再会を果たすも、その空間の先の月の裏側で記憶を失う

・セイバールート ED
→表の聖杯戦争 七回戦で白野とキャスターに勝利
異世界からやってきた異分子として、自分と一緒にムーンセルに分解され、再構成されたセイバーと再会を果たし、結婚式をあげる

・CCCルート ED
→白野と同じくセイバーを失った事でマスターとしていられなくなり、元の世界に戻る為に月から退場
その際に白野に彼が「自分の初めての友達」だった事を明かし、「願わくば、消えたセイバーが転生します様に」という願いが詩桜の生きる世界で叶えられ、異世界から転生してきたセイバーと元の世界で再会を果たす



EXTTELA〜LINKにおいて「観測者」として、ムーンセル・オートマトンに選ばれた少女
岸波白野が参加した聖杯戦争(if込み)を観測する為、何度かループさせられている
その間に白野が戦いで敗れたり、存在しなかったルートでは彼(彼女)に代わり、聖杯戦争を収めたりした事もあった様だ
ループ中もループ後もセイバーもとい、ネロ・クラウディウスのマスターである事に変わりはない
聖杯戦争後はセイバーと開拓されつつあるSE.RA.PHを渡り歩き、玉藻の前の領域でも未明領域でもない領域で自分達の領域を広げつつあった
白野が三つに分裂した時、行き場のない【精神の白野】と三つに分割された内の一つのレガリアを保護する

玉座の間に現れたアルキメデスの前に詩桜も姿を現そうとした時、魔眼が反応
彼が「この世界に必要ない」という事実と「白野が三つに分裂した事に少なからず関わっているのでは?」と怪しみ、アルキメデスが自分を認識する前に撤退
白野が三つに分裂するまでの痕跡、アルキメデスを調べる為に自身は物語の裏側で行動する事になる。その間は白野にネロの表向きの代理マスターとして領域支配権争奪戦を駆け抜けてもらっている(焔詩篇〜未明篇共通)
焔詩篇にて観測したアルキメデスの為そうとしている事と正体、事象を蘭詞篇のまだ何も知らない自分のデータをムーンセルを経由し、焔詩篇から送られた詩桜に書き換え、アルキメデスと遊星を阻止しようと行動を続ける
アルテラが救われない結末を覆そうと未明篇におけるデータを違う平行世界(金詩篇)の自分に送ろうとする【肉体の白野】の前に姿を現し、平行世界の白野へデータを確実に渡す事と今度は共に戦う事を約束
【肉体の白野】からデータを預かり、アルキメデスの後を追いかける形で詩桜自身も今までの三つの事象を一つとしたデータとなって、ムーンセルを経由し、金詩篇の詩桜のデータを自身へと書き換えた


→LINK
EXTELLA 金詩篇後、アルテラを玉藻と白野へ任せて自身はネロと共にSE.RA.PH内を放浪する旅に出る
旅の道中でカール大帝の噂を耳にし、実際に天声同化されている生物を目の当たりにした詩桜はネロと共に大帝に目をつけられた玉藻達の元へ引き返す事に
シャルルマーニュ・玉藻と共に初陣へ出た白野を助ける形で馳せ参じる、その後は大帝の企みを根絶する為、そして姿を消したアルテラを救出する為に再びネロと戦いへ身を投じる

戦闘中はバックアップで動く事が出来ない白野の護衛として傍に控えており、空中陣営ではネロと共に上空からSE.RA.PH.の様子を見下ろしている事が多い
EXTELLA時に遊星との戦いに身を投じる際、「離れていても私の想いはネロと共にある」という言葉を形にする為に白野を証人としてネロと結婚しており、その左手薬指には月桂樹の指輪が輝く



戦闘総合力>>身体能力
師匠である哀川潤に人間としての「鍵」を外してもらっている為に化け物並、剣術の腕前は父とその側近のお墨付き
また鍛錬の成果で無駄のない動きを手にしており、明鏡止水の立ちずまいは相対する者に多大なる緊張感を与える程
普段は支障のない様に日常生活用の思考(左脳)で生活しているが戦闘時はそれを戦闘用の思考(右脳)に切り替え、自己暗示によって自身の肉体を戦闘用の肉体とする事で段違いの戦闘能力を発揮する
だが脳の切り替えに加え、魔眼による膨大な情報処理を要求される為に慢性的な頭痛に悩まされていたりする
両親から受け継いだ日本刀であり、魔術礼装である【鳴雷十掬】を使っての白兵戦を得意とし、その腕前は紙面上は「日本剣道形」剣道四段の腕前ながらそれ以上のものを持つ
それに加え、両親の手ほどきで武術の鍛錬、常人なら素手や脚でも圧倒出来る強さを持つが複数の敵と相対するのは好ましくないとされる

>>魔術能力
魔術属性は【風】・起源は【連関】(例え関わろうとしなくとも、関わりたくないと思っても知らぬ内に縁を結び関わってしまう、それが無機物であろうと良い悪い関係なく)
聖杯戦争の勝者である為に少なからずのバックアップを受けており、魔術回路の数も多く、自立型魔術回路とも言われる(だが知識がない為に使えない現状)
体内で自在に電気を発生させるもので本気を出せば体内の血液を蒸発させ、ミイラ化させたり焼け焦がす事も出来る程
だが普段はセイバーに戦闘を任せっきりの為に詩桜の本気は見られない(というか戦おうとするとセイバーに止められる)
魔力用量は平均より少し多い方でスイッチの入り内容は「水が呼吸系へ侵入され、溺れるイメージ」とのこと



礼装
>>礼装:【鳴雷十掬(なるいかずちのとつか)】
斬りつけた相手に「斬撃」と「雷電」のダメージを負わせる効果を持ち、SE.RA.PH内での効果制限された際のhack・shockの効果も引き継いでいる
詩桜の魔力・能力を対サーヴァントでさえも防戦に持って行ける程に爆発的に引き上げる
一太刀でも擦ってしまうと表面には火傷を伴う一閃が出来上がり、内部では神経や血管に流し込まれた電流がその量に応じて相手の動きを封じたり、毛細血管や神経系を焼き切らしたり、血液枯渇・臓器の感電死を引き起こす
また自分の神経系・筋肉が麻痺しても自分の体内に電流を流す事で緊急時でも無理矢理に動かすという荒技を開発している
防御魔術で防がれても自分の起源である【連関】が関与しているのかの様に相手の魔力回路に接触し相手の魔力回路も焼け切り、魔術師としての生命を殺す事が可能

>>能力:【七天新約(セブンスヘブン・アルスノウァ)】
=「アルス・ノウァ」は「ソロモンの小さな鍵」に記された祈りの書、新しき術、名高き書、書記術の意、ハイゼンベルグの不確定性原理で述べた「観測者」を指す
不正なデータである詩桜を確定させているムーンセル・オートマトンの権限orコードキャストの様なもの。これにより、詩桜はムーンセルに支配されているといっても過言ではない
これがある限り、ムーンセルに反抗する事が出来ない。デメリットばかりが目立つもこの恩恵によってセイバーをSE.RA.PHから譲渡されている
ムーンセルが自分の"眼"として世界へ送り、その眼で「観測」した歴史・事象が正しく進む事を制御させている。正史と違う道を辿る時はそれが必要か否か裁定する
詩桜曰く「神様に近いからってがちがちに固めた、筋書き通りの歴史なんて面白みがない。融通効かねー」との事

>>魔眼:【天則】
世界の理に必要か否かを視覚情報として捉える事が出来る魔眼。
必要なければ「理との繋がり」を断ち切る事が可能となり、世界から対象を追放する(殺す)事が可能となる能力



イメージソング
サクラメイキュウ/分島花音さん
only my railgun/fripSideさん
スカイクラッドの観測者/いとうかなこさん
ウタカタ/天野月子さん


イメージCv.
テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3 ラザリス役 佐藤聡美さん


〜〜〜

Secret GardenSG1
【虚勢姿勢】

詩桜の一つ目のSG。
どんなに自身の心が追い詰められても素直にその弱い部分を他者に曝け出せず、仮面を被り続ける事で他者を踏み込ませない姿勢。
頼る、という事は自身が弱い、と認めるという事、弱いと認めたくないが為に詩桜は強くあろうと虚勢を張り続ける。
だがその虚勢は自己保守の為だけに機能するもの、行き過ぎた虚勢は他者との関係に溝を生じさせ、最後には悲惨な結末が待ち受けているだろう。
自己を守る為に他者を傷付ける、情に厚い一面を持つ詩桜にこのSGは皮肉な事に真逆の性質を生み出してしまった。


SG2
【幼き竜の娘】

東洋に名を馳せし英雄、竜の直系に生まれし誇り。そして永遠の苦悩。
竜の感情は鋭い稲光となって発生する、それはいとも簡単に他者を傷付ける爪牙。幼い竜ならば尚更、心の制御は難しい。
まだ何も知らない少女であった頃に起こした過ちは詩桜に自身の歪みと直面させるものとなった。

その時まで持っていた筈の両親への誇り、自分も恥じぬ様にと生きると決めた決意は瞬間、永遠の苦悩へと変貌した。
強すぎる力は何かしらの犠牲が必要だというなら、詩桜にとっての犠牲は他者との縁切りだったのだろう。


SG3
【白無垢の枷】


『試練』と称し、月は彼女を拘束し続ける
月に見初められた娘に始めから自由はない、一つあるとすればそれは――月と心中をする権利か


月の裏側に来てからは忘却しているが、表側で岸波白野に代わって聖杯戦争を制した詩桜はムーンセルに取り込まれ、あらゆる運命を制御してきた。月の観測者として。
そんな中で様々な絶望、希望を観測した自分に連れ添ってくれたセイバーにいつしか恋心を抱く様になる。だが同性である事、何よりも自分はこの世界の人間でない事を理由に心の最も奥に隠している。

――いつかの最期の時、月の中で解体される記憶は詩桜にとって隠し通したい、忘れ続けていたい秘密なのかもしれない。
それは裏切り、別離……セイバーの涙を避けて通れないから。





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