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―Fate/EXTRA-CCC ヒロイン設定―
→お相手:緑アーチャー


「…私はいつまで私でいられるの?」

名前
型代 憂葉(かたしろ ういは)

誕生日:9月21日/血液型:?型
身長:146cm/体重:42kg
スリーサイズ:B72/W53/H78
イメージカラー:藤紫の色
特技:着物の着付け、孤独に強い
好きなもの:安息、布団の中
嫌いなもの:自分自身、強い意志、強制されること
天敵:レオナルド・B・ハーウェイ


概要
細く長く息衝く日本の魔術師家系に生まれた少女、四人の兄弟がいて、幼少期は跡継ぎ争いに巻き込まれるも歴代最高と呼ばれる素質と多数の魔術回路を持ち合わせた為に次期当主に選ばれた
西欧財閥による駆逐を恐れ、レジスタンス側につきながら家の再考の為に月の聖杯戦争に強制参加させられるも表側の聖杯戦争2回戦でレオと戦い、呆気なく虚数の海へ消える運命の敗北者となる
…だったのだが、裏側に落ちた際に秘めた才能等に目をつけたBBによってサルベージされ、手元でこれまたサルベージしたアーチャーと契約させられる事に
表側の記憶は詩桜達、生徒会メンバー同様にないものだが本人は自分に生の実感がない、という事から自分が表側で死んだ事を薄々気付いてはいる
その為に記憶を取り戻したい、表側に戻りたいという意志はなく、またBBに脅されていたりするから彼女についている訳でもなく、ただそこにいるだけでありたいと願っている
凛や詩桜、レオにレリウスの様に現実世界では戦闘経験はなく、アーチャーと戦う際の勝率は低く、彼の苦心の原因となっており、自分の至らなさに日々しょんぼりしている
アーチャーには「お壌」と呼ばれ、憂葉自身、彼の隠密行動や暗殺という影に隠れての戦いは制止しようとはせずに彼の自由を尊重している
前述に書いた通り、ただそこにいるだけでありたい、という願いが人形にも似ている為にメルトリリスに可愛がられたり、パッションリップに自分と似たものを感じ、慰め合ったりしている
ただしアルターエゴ達の交流を良く思っていないアーチャーには良くその交流を咎められたり、不意にパッションリップの腕で傷付いた時はお説教されたりと相性はいい様だ
もはや自分の命に執着はないものの、こんな自分をマスターにされたアーチャーを表側へ返し、本来のマスターの元へ帰したいと願っている
体力は平均よりも少なく、身体能力は皆無、自身の属性である魔術と並んでガンドと治癒を使用、ガンドは「フィンの一撃」並。魔術属性は【地】、起源は【伽藍】とされる

>>礼装
【伊賦夜之閂(いぶやのかんぬき)】
形状はストール、憂葉の為に作り上げられた彼女専用の礼装。これによって、自分の声を魔術(呪詛)的効果を付与した言霊にする
強い拒絶の言葉程に言霊は力を増し、体の機能を停止させたり、心を破壊する。また微弱なものでも魔術回路に支障をきたせ、回路に走っていた魔力を暴走させる

【禍映せし八咫鏡(まがうつせしやたのかがみ)】
憂葉が日常的に着用している羽織
Bランク以下の宝具(スキル)の攻撃を無効化し、憂葉を外界から守護しようと働きかける

>>型代家
日本の魔術師家系の一つ、現在までに当主は八代目とされ、西欧財閥により根絶寸前
元々は祭の時に神霊の代わり・陰陽師や神主などが祓えや祈祷の時に人間の身代わりとした人形である「形代」が由来
「形代」は罪・けがれ・災いなどを移すものであるが、型代家は依頼主の代行として呪詛を執り行ってきた、呪詛返しもしょっちゅうな為に人生を全う出来た人間が少ない
その魔術は自身の心を空にし、その上から他者の心を上塗りする事で呪詛(自身の魔術)の効力を増幅させてきた。魔術師として能力が低い者は上塗りされた他者の憎悪や憤怒に飲み込まれ、発狂する事もあった
型代家の魔術師に必要なのは魔術師としての高い素質と心がない事、すなわちそれは人としての生き方を捨てるという事でもあった為に他の日本の魔術師家系からは疎んじられて来た
憂葉は生まれから歴代最高の素質と魔術回路の存在により、幼い頃から次期当主として育てられる過程で心を排除され、「形代」の部分だけを磨き抜かれた結果、今の彼女が作り上げられた
魔術特性は【呪詛】、呪詛や負の力を用いた技術が備わっている。他者の身体・心までも制御し、術者の言葉を毒として使用する
だが月の聖杯戦争で彼女が死んだ為に型代家の再考は事実上無に帰したとされる


イメージソング
花冠/天野月子さん
私とワルツを/鬼束ちひろさん
僕らの箱庭/RURUTIAさん

イメージCv.
とある科学の超電磁砲 妹達役 ささきのぞみさん


〜〜〜


Secret GardenSG1
【硝子越しの世界】

憂葉の一つ目のSG。
決して相容れないセカイ、決して触れられない美しい憧憬、届かない指先が触れるのは冷たく無機質な硝子という境界線。
彼女は歴代最高の巫女としての素質を持って生まれた為、周囲は穢されぬ様に、毒されぬ様にと幼い少女をセカイから隔離し、孤独へ歩ませた。
ある時、泣き叫ぶ声が聞こえなくなった頃、不振に思った大人が様子を見に行った先で今の少女は精錬されていた。

「セカイは私をはじき出した」
「自分は決して誰とも触れ合えない」

それが自分なのだと理解している為、恥じたり、秘密にしている事はないと憂葉は否定するもSGとして現れた理由は自身が普通の少女ではない、と心の何処かで嘆いているからだろう。
自身の抱く感情も知らぬまま、今日も少女はガラスケース越しにセカイを、人を観測する。


SG2
【現は夢】

憂葉の二つ目のSG。
セカイは息苦しいから、刺々しいから、寒々しいから、痛いから今日もユメを見る。
夢を見ることが好きなとある殺人鬼とは違い、憂葉の「夢を見る」という行為は世界からの逃亡願望によって構成されている。
届かない存在だから、とても美しく、それでいて妬ましくて。型代の家に生まれた呪いなのか憂葉の眼にはセカイに満ちる悪意が明確に映り込む。
逃げられない永遠の拘束、セカイという檻の中で自分が溺れぬ様に少女は一時の夢に逃げ込む。

夢ならば、セカイは優しく温かく、受け入れてくれるから。


SG3
【"―――――"】



からっぽのうつわ。
くうきょなおにんぎょう。けっかんひん。

にんげんしっかく。

がらんどうのこころ。
なにもない、そのなかにわたしはいるの。






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