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−機動戦士ガンダムSEED DESTINY ヒロイン設定−
→お相手:シン・アスカ



「私達がやってる事は…本当に正しい事……?」


名前
ティア・マリアシュール (Tear=Mariasurreal)


所属:自由条約黄道連盟(ザフト軍)
年齢:16歳
血液型:B型
誕生日:C.E.57年11月20日 蟹座
身長・体重:153cm/43kg
趣味:写真撮影
好きなもの:桜貝のペンダント・通販サイト巡り
嫌いなもの:戦争を誘発するもの・脂っこいもの・雪
イメージCv:機動戦士ガンダムSEED DESTINY ステラ・ルーシェ役/桑島法子さん


ザフト軍所属の第2世代コーディネイター
シン・アスカ達と肩を並べる存在として彼ら同様に赤服を纏う、搭乗機はZGMF-X92S『ラダマンテュス』

オーブ出身者でシン、マユの幼馴染。大西洋連邦によるオーブ侵攻によって両親と兄を戦火の中へ失う
家族を一度に失った戦火の中でティア自身も生死の境を彷徨っていたが、プラント最高評議会議長 ギルバートの手で一命を取り留めることに
戦争孤児となってしまった後はギルバートから提案された養子縁組を承諾し、彼の義娘となったものの、ティアがギルバートの義娘であるという事実を知る人物はごく少数に限られる
暫くの間は戦争で負った傷を癒す為に穏やかな時間を送っていたが、平和の為に尽力する義父のような人々の力になる為にアカデミーへ入学。と同時にオーブ侵攻時で離れ離れとなったままであったシンとの再会へ至った
アカデミー内における訓練では銃撃戦、情報処理における成績首位など自身やシンを驚かせる程の優秀な成績を収め、元来の物腰穏やかな性格もあり、教官陣からの評価も高い状態で卒業。卒業後は赤服を配給され、現在に至る

ミネルバの進水式の最中、ザフトが所有する新型MS 3機の強奪を皮切りに再び戦火に包まれつつある世界で戦いの日々を送っていく
ある休日、海岸で出会った少女・ステラとお互いに最初からお互いを知っていたかのような共鳴反応を見せる、彼女と別れた後もシンとは違った形ながらもステラへ思い馳せていた
義父でもあるギルバートに対する疑念が重なっていく内、自分の行いは果たして正義に準ずるものなのかと身動きが取れなくなったティアの心情を見抜いたアスランと共に一度はザフト脱走の道を行くも、ベルリンの悲劇後に力を求めるあまりに道を外れていくシンを置いていく事は出来ないと引き返す
苛烈な戦いを重ね、またアスランやカガリといった存在からオーブへの捨てきれない感情の中で擦り切れつつあるシンの精神安定剤でもあり、上記の拉致未遂に合わせ、ティアを守ろうする彼を戦場へ向かわせる要因となってしまっている
(このシンの言動を近くで見、同時にティアの苦悩を知るルナマリアは「ティアに対する幼稚な依存だ」と吐き捨てている)

過去、戦争で負った傷を癒す日々の中で感情の発露を忘れたティアが唯一反応したのが歌だった、中でもかつてファンであったラクス・クラインの歌には特段反応を見せた
歌へ特殊な反応を示すティアはギルバートより歌う機会を与えられた事により、精神状態が回復
顔を隠し、『ディアマンテ』と名乗った歌い手の活動期間は決して長いものではなかったが、人々の心の痛みを洗い流す雨のようだとして今も復活を望む声が根強く残る
またラクスの歌声に特別に強い反応を見せたティアはミーアとギルバートの計らいで顔合わせを行い、その歌声を聞いてからはラクスではなくミーアのファン1号として絆を深めていった
ティアが正体不明の歌い手であった過去、プラント最高評議会議長の義娘であるとシン達にバレてしまったのは基地に慰安訪問に赴いていたミーアがきっかけである
仲間にもみくちゃにされるティアを不憫に思ったアスランから黒色のボディに赤色の目をしたハロを作ってもらっており、良くティアの足元で跳ねている
個体差などはなかった筈なのだが、ハロの製作者にイラついた彼女の幼馴染の吹込みによって若干口が悪くなりつつある



《Re:birth PROJECT》ギルバート・デュランダルがティア・マリアシュールへ施した手術、その概要
デスティニープランの実現の為、被験者への『定められた人生設計図を有した人工遺伝子の投与』『自由意志の放棄』を目的に発案された
遺伝子へ定められた人生設計図を投与する事で最適化された人生を約束された、生物としての進化・競争欲の何もかもを捨て去る概要である

連合軍からの横流しで得た生体CPU──エクステンデッドの遺伝子を用い、人工遺伝子『Re:birth』の試作に成功
身体・精神のダメージが深刻だったものの、それは逆に死んでしまっても元は戦火で消える命の1つとして軽んじられ、手術と称して計画は少女の意思を汲まれる事無く研究者達によって遠慮なく侵害された
──そうして"再誕"したのが現在のティア・マリアシュールである

この時に試作された人工遺伝子『Re:birth』のオリジナルとして選ばれたエクステンデッドがステラ・ルーシェ
上記の目的成就とは別に、ステラが幼少期より蓄積したエクステンデッドの能力・経験をこの人工遺伝子を用いてティアの遺伝子へ外科手術で刻まれている。アカデミーでの成績もここに由縁する
ギルバート、もしくは彼の信頼が置かれている人間からの命令は例えティアにとって正しくない事としてもそれが命令であり、組み込まれた設計図に定められた事である限りは自由意志を放棄し、命令を実行してしまう
人工遺伝子との乖離が発生しないよう、ギルバートはティアに真正のコーディネイターには不要の体内物質を作らせる為の薬を頭痛薬と称し、定期的に飲むように渡していたとされる
またオリジナルのRNAとティア自身のDNAの相性が良すぎたのか、ティアは自分以外(ステラ)が体験した記憶を垣間見たりしている。またシンの存在が時として彼女の心を人工遺伝子からの命令を超越する現象をも発生させた
ティアはこの計画の被験体で術式の内容を知らなかったが、ロドニアの研究所を探索したシンが研究所でこの計画やデータを入手した事で発覚
最初の内はティアがそんな計画に巻き込まれたと信じられず、自分の勘違いである事を願いながら、ティアに検査を受けさせたが、真実は揺るがなかった

>>ZGMF-X92S『ラダマンテュス』
D.S.S.Dが開発した「スターゲイザー」の技術踏襲により、ナノマシンを利用した自己修復型マイクロマシナリーテクノロジーによる長期間のメンテナンスフリーを搭載
銃撃戦に特化した機体であり、通常時も正確な銃撃を見せつけるがより高度な射撃操作を行う場合はコクピット上部より精密射撃用スコープが降下する
コクピット内部はスコープなど精密な射撃の為の空間認識デバイスが搭載、ウィングの使用と合わせて短距離で効率的に敵MSの間合いへ押し入る事も実質可能としている

《Re:birth PROJECT》被検体の空間認識・処理能力を以て統制されていると言っても過言ではないが、裏ではこの機体こそが被検体を統治しているという話もある




本編エンディング・アフター月面の最終決戦時にはデスティニープランとデュランダルの思考が「正しいもの」ではないと分かっているのに、それを塗りつぶそうとする衝動に抗う
フリーダムと戦闘を行うも「もう誰も傷つけたくない」「ステラや家族を失ったシンのような人をこれ以上、作りたくない」と涙ながらに吐露し、ティアの叫びを聞いたキラの手によって戦場から離脱させられる
揺蕩う意識の中で自分の遺伝子と結びついていたステラの残滓と邂逅、「ティアの見たい世界が明日に待ってる」という言葉で送り出された後に待っていたのは様々な呪縛から解放されたシンであった

終戦後、シンから自身が《Re:birth PROJECT》被検体だと教えられる
体内に残留する人工遺伝子、存在してはならない物質除去の為に身を裂くような痛みを発生させる除染手術にシンと共に挑む
葛藤しながらもシンと共に明日という未来へ向かいたいという願いこそが「正しいこと」と確信し、ティアは彼の隣に寄り添い続けることを選んだ


▽イメージソング
君の銀の庭/Kalafinaさん
蒼-iconoclast/KOTOKOさん
絶体絶命/Co shu Nieさん
fortissimo-the ultimate crisis-/fripSideさん

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