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「はっ、な……っせって!」


志乃さんが俺の頭をすごい力で押してくる。
俺はそれに抗いながら、首を振った。


「ひやれす……、ん、」


俺の口の中でイって、ちょっと恥じらう志乃さんでも見れたらなぁ。
なんて思っていたのに、ふと俺の頭を押していた力が弱くなる。

そのせいで俺の口の中にはずるっとちんこが入ってきた。


「んぐ?!」

「……はぁ、てめぇ、嫌って言ったこと後悔すんなよ?」


あぁ、この声笑ってる。
また、あの顔をして笑ってるこの人。

そう思ってちらっと見上げたら、余裕のない顔ではぁはぁと息をしながら口角をつり上げている志乃さんと目が合った。

志乃さんはゆっくりと体を動かすと、俺の頭を今度は股間に押し付けるように押さえてくる。


「っん、ぐ……」

「出すからしっかり受け止めろよ」


ぐぐぐっと喉に当たるぎりぎりのとこまで押さえつけられる。
口の中いっぱいに臭いが広がって、腰が震える。

やばい俺、この匂いかいで、おっきくなった。
ズクンッと感じた痛みに眉を寄せる。


「っはぁ、音ぇあげんなよ。っく、」


志乃さんが俺の頭を掴む。
そしてさらにぐぐっと押し込んできたせいで、俺の喉の奥まで志乃さんのちんこが届いた。

自然と喉が締まって、胃が上下する。


「っぐふ、っ」

「すっげー……締まる……っ」


恍惚な声が聞こえて、思わずさらに喉を締めた。すると、ゆっくりと頭を動かされ出す。
口の中にソレが出たり入ったりして……。

ぐちゅ、ぬぷっと音がして、お互いの息とかすかに混じる喘ぎ声だけが響く。


「っん、ふ、ぁ、……っあ」


喉にガツッと突かれる瞬間はとても苦しくて仕方ないのだけど、出ていくときにたくさんの先走りをおいていくから、なぜかこれもいいかと思ってしまう。
俺、ほんと頭おかしいなぁ。

志乃さんを見上げたら、頬を染めて気持ちよさそうにしていた。
きもちいい?と問いかけようとしたら、目が合った志乃さんは目を細めた。


「んっ、んっ、んっ!」


早くなる動き、それを感じながら、口の中でまた大きくなるそれを感じた。


「ぅ、っあ!出る……っ!!」

「ん!んんんっ、ん!!」


びゅるっと喉に直接かかるそれに、思わず噎せた。