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とりあえず俺はナカでイって、シノはそのままナカで出されたそれにうっとり……とでもしてるような感じでヒクッヒクッと体を震わせてた。

けど、 そのまま俺の方に倒れてくると「まだ終わりじゃねぇよな?」なんて言って。

あれがこのシノだなんて信じられない。

赤い舌をチラつかせながら、俺の体を撫でて……あのあとその体制でもう一回して……、それで……、俺が覚醒しちゃってバックでしちゃって……。

シノの意識が半分ないのに正常位でもっかいして……。

何してんの俺!!!

そりゃ疲れるよ!!
こんなふうになるよ!!

でも俺、自分の部屋にちゃんと帰ってきてるところがまたびっくりだ。
元気だな俺……。


「溜まったり……あー……俺のCD聞いたらまた来いよな。抜いてやるよ」


そうジェスチャー付きで言われたのを思いだして、いつの間にか持っていたCDを置いた。
なんで俺のCDって言ったのかあの時はよくわかんなかったけど、今ならわかる気がする。

これは……聞いたら……まずい。

こんなに鮮明に焼き付いてるのに、思い出すなんてことをしたら自殺行為だ。

体が熱くて、疼く。

仕事に行こう。

家に居たら何かをする度に出さなきゃいけないような気がする……。