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「は、んっ、……っふ、」


目の前でシノはトランクスを脱いだ。
俺の目の前にはダイレクトにシノの股間がある。

きゅっと少し持ち上がった金玉に、先走りをたらたらとこぼすその前。
その後ろの窄まりは、やたらピンクでいやらしい。

思わずゴクリと唾を飲み込んで、目の前のそこを見つめる。
少しだけ光っているのはどうしてなのか。

シノは、くちゅっと言わせながら指を舐めると、その指でトントンとその窄まりを叩くようにした。


「見とけよ?」


はぁっと熱っぽい息が漏れて、シノは腰を揺らした。
トン、トン、と叩く度に、その窄まりはパクパクと開閉を繰り返す。


「恥ずかしくないんですか……?そんないやらしいことをして」

「逆に、恥ずかしいと思うか?」

「恥ずかしいですよ。シノさんのここ……、すごく……パクパクして……今にも突っ込んで欲しそうだ」

「っあ、ン……ん。なんだよ、言葉攻めかぁ……?煽られると思ってんの?」


さっきシノがしたように、尻を持って左右に開けば、むにぃとその窄まりは形を変えた。
押し開くようにさらに左右に広げたら、奥まで見える。


「中までピンクだ」

「んぁ、あ……空気、入ってくる。」


シノは一言そういうと、空気が入ってくるのが耐えられない、とでもいうように、そばに置いていた指を中へと押し込んだ。
周りの皮膚を巻き込んで、中へ中へと進んでいく指。


「ん、ん……ぁ……きゅうきゅう指締め付けてくる……」

「ホントですね……シノさんの指、美味しそうに食べてる。ほんとはここ、そういうとこじゃないのに……。」


お尻から手を離したら、ぷるんっとお尻が揺れた。
白くて少しだけ肉のついた華奢なお尻。

ぬちゅぬちゅという卑猥な音を立てながら、指を出し入れするシノ。
たまにイヤラシイ匂いが鼻腔を掠めて、俺の下半身なんてどんどん重くなっていく。


「ハルぅ……ちんこ、触って欲しいか?」

「ん……?」

「さっきからビクビクしてっ……んぁ、っから……」

「たしかに、キツイ、ですけど……シノさん。」


けど、俺の目の前には自慰紛いのことをする、シノの局部があるわけで。
俺には多分、Sっ気はないとおもう。
だけどさっきから、


「ごめんなさい、どうして。もっと奥に入れたらいいじゃないですか。」


浅いところでじゅぷじゅぷとする、シノの指の動きがなかなかに焦れったくて。
俺は思い切りシノの指を持つと、そのまま奥へと押し込んだ。