2 「志乃さんの夢見ましたよ……」 「おーおーどんな夢?」 まじか、見たのか。 どんな夢? 俺を掘る夢でも見た? ハルの夢の中にも俺の存在があることがなんか嬉しい。 ハルは思い出そうとしたのか「んー……」と声を出したが、すぐ思いついたように俺の身体をまさぐるように触りだした。 「えっと……ねぇ、志乃さん怪我は?増えてない?」 「ん……はぁ……?」 「ご飯食べてる?」 「ん……っ、食べ……てる」 服の中に躊躇いもなく潜ってきた手が背中を撫で回す。 それから脇腹を通ってお腹を撫でていく。 擽ったいし、……それにそんなに触られると、……ちょっとやべぇんだけど……? 「今日は?何食べた?」 「んっ……な、なに……食べたっけ……」 あ、ハルの手。ハルの手だ。 感覚が呼び覚まされて、ハルを認識する。 そうすると感覚が敏感になる気がした。 ハルの手が、上に、あ……いく。 上に、登って、……くる。 「志乃さん?」 「えと……あー……なに、食ったっけぇ……」 「志乃さんさっきから感じてない?」 「かん、じてねぇ…よ…」 嘘、感じてる。 ハルがわざとかどうかは知らないけれど、乳首には触らずそれをよけて胸を撫でる。 そんなことをされると、乳首が勃ってきて……疼いてくる……っ。 |