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「っく、ぁ、ハル、ハル、ハル……っ!」


喉から絞り出すような声。
その声が何だか一層俺を興奮させるようで、そこに俺は色気を感じてしまう。

奥の奥まで当たっているような感覚がする。
全体を包み込む柔らかくて、熱い肉が俺をどんどん高みへ誘う。


「志乃さん……!!」

「は、ぁ、あっ、ふ、深い、深いってぇ……!」

「だって、っん!は、入る……!」

「いれてんだろぉ……っ、ばか、あ!!」


スプッズプッと押し込む度に、とろとろと志乃さんの先端からは透明な液が溢れ出す。
視覚的にもやばくて、俺の興奮度は上がっている気がする。
腰止まんない、きもちい……っ。


「っあ、はぁ、ぁあっ、ふ……っくぅ、う!!ハル、イく……っイく……う!」

「もうイくの?待って志乃さん、俺も、俺も一緒にイく!」


本当に絶頂が近いのか、ナカが俺をきゅうきゅうと締め付けながら震え出す。
俺はそれに構わず抜き挿しを繰り返してやる。
あ、イきそう。
イきそう……!


「っぁ、は、げし、い……っ!」


突く度に体を揺らす志乃さんの顔が、蕩ける。
汗をかいているせいで、顔に張り付いている髪の毛。
悩ましげに寄せられた眉毛と、目の端に溜まった涙。
ガリッと志乃さんの手がシートを掻く。


「志乃さん、やばい、顔すっごいエロい……!」


俺は思わず志乃さんの口に口を合わせた。
そして、ラストスパート言わんばかりに、ナカに強く深く穿つ。

パンッパンッという破裂音とともに、ぬちゅっぐちゅっと響く水音。


「っん、ふぅ、うう、う"っ、んんんん"っ!!」


すべてを塞ぐように志乃さんを抱きしめて、そのままぐっと奥に押し込む。
すると志乃さんは、ビクビクとより一層強く震えて、イく。


「はっ、……っ志乃、さん!」


それに合わせて俺も身を任せてみれば、体に電撃のような快感が走って、そのまま一瞬だけ頭が真っ白になった。