3 「っく、ぁ、ハル、ハル、ハル……っ!」 喉から絞り出すような声。 その声が何だか一層俺を興奮させるようで、そこに俺は色気を感じてしまう。 奥の奥まで当たっているような感覚がする。 全体を包み込む柔らかくて、熱い肉が俺をどんどん高みへ誘う。 「志乃さん……!!」 「は、ぁ、あっ、ふ、深い、深いってぇ……!」 「だって、っん!は、入る……!」 「いれてんだろぉ……っ、ばか、あ!!」 スプッズプッと押し込む度に、とろとろと志乃さんの先端からは透明な液が溢れ出す。 視覚的にもやばくて、俺の興奮度は上がっている気がする。 腰止まんない、きもちい……っ。 「っあ、はぁ、ぁあっ、ふ……っくぅ、う!!ハル、イく……っイく……う!」 「もうイくの?待って志乃さん、俺も、俺も一緒にイく!」 本当に絶頂が近いのか、ナカが俺をきゅうきゅうと締め付けながら震え出す。 俺はそれに構わず抜き挿しを繰り返してやる。 あ、イきそう。 イきそう……! 「っぁ、は、げし、い……っ!」 突く度に体を揺らす志乃さんの顔が、蕩ける。 汗をかいているせいで、顔に張り付いている髪の毛。 悩ましげに寄せられた眉毛と、目の端に溜まった涙。 ガリッと志乃さんの手がシートを掻く。 「志乃さん、やばい、顔すっごいエロい……!」 俺は思わず志乃さんの口に口を合わせた。 そして、ラストスパート言わんばかりに、ナカに強く深く穿つ。 パンッパンッという破裂音とともに、ぬちゅっぐちゅっと響く水音。 「っん、ふぅ、うう、う"っ、んんんん"っ!!」 すべてを塞ぐように志乃さんを抱きしめて、そのままぐっと奥に押し込む。 すると志乃さんは、ビクビクとより一層強く震えて、イく。 「はっ、……っ志乃、さん!」 それに合わせて俺も身を任せてみれば、体に電撃のような快感が走って、そのまま一瞬だけ頭が真っ白になった。 |