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「っは、あ……」


志乃さんの勃起したままのそれを、手で扱いてあげる。
すると志乃さんは申し訳なさそうにしながら、少しだけ喘いでいた。


「志乃さんどうしたんです?体調悪いとか?」

「あ?」

「だって前挿れただけでイったのに」

「……そっちの方がいいのか?」


なかなかイかない。
適度な硬度を保ちながら、時折震える志乃さんのそれを手持ち無沙汰に擦っている。
俺にイかせるつもりがないからかもしれない。
志乃さんは、俺の胸に寄りかかったまま少しだけ荒い息をしている。


「いや、気持ちよくなかったかなって思って」

「っン、ふ、はは!なんでおま、えがそれ気にすんの?お前は気持ちよかったか?」


俺はスッキリさっぱり。
今日の志乃さんもエロかったなぁなんて。


「恥ずかしいこと言わせないでください」

「恥ずかしい?なんで」

「なんででもです……」


やっぱり俺は男だ。
誘われたら簡単にヤる気になるんだもんな。
来る前の考えは何処へやら。
ヤることやってる自分に気まずさが込み上げる。

志乃さんが悪いってことにしとこう。
まぁ、いい意味で。
仕事が出来る人だ。


「ハル、早くして、イきそ」

「あ、ほんとですか?」

「ン、イく。っあ……」


少しだけぐっと大きくなったそれを何度か早めに扱くと、志乃さんがハスキーな声で「あぁ……」と声を出す。
数回鈴口がぱくぱくとすると、そのまま精液が飛び出てきた。

……エロいなぁ……。