いきなり何?ってなると思います。いや私も思ってる。急に何?どうした?
いや実はきっかけがありまして。元々北さんは推しキャラだったんです。成人して“大人”というレッテルが貼られた北さんにめちゃくちゃ情緒狂わされた経験もあります。それも踏まえて、最近北さんが出てくる夢を見まして。内容はめちゃくちゃだったんですけど、その夢のせいでここ数日北信介という男になんかもう、こう…はい。ガチ恋の勢いで想い馳せちゃってるんですね。大地さんの誕生日も近いっていうのに(私の中では既に大地さん誕生日期間に突入している)、私の情緒をどうしてくれちゃってんだよオイって気持ちが爆発しそうなので、この際北さんについて語らせて頂こうと思いました。

はじめに言っておきます。今から話す内容はダラダラしてるし、意味不明だと思います。ごめんなさい。

■初登場

北さんが初めて“キャラ”として登場した時、そりゃはじめから「あ、好き」とはなりました。だけど、稲荷崎戦が白熱してたし、北信介自体に私のフォーカスは合ってなかったんですね。いや、合ってたっちゃあ合ってたけど。(どっち)
えっこんなピリッパリッとした海苔みたいな人でも“飯食う”“クソする”なんて男っぽい言葉遣いするんだ……。ふぅん、推しじゃん。みたいな感じでした。
それと、これだけ理性的な人がユニフォームを受け取って人目憚らず涙を流してる所も「逆に人間臭い……!好ッ」となりました。北さん、実は意外と人情味あるし人間臭いんですよね。あと北さんと結仁依ちゃんのやりとりが可愛すぎて一生眺めたかった。…………めっちゃフォーカス当ててるやん……。

■信条

“北さんを語りたい”となった時、何を1番話したかったかというと32巻第283話「信条」の回です。いやあの、この回ですね。アレなんです。大地さんと北さんの話なんです。ハァーーーー?って感じじゃないです??推しと推し……?ハァ?ですよ。信条回については確か前に大地さん誕生日で荒ぶった時にもチラっと触れた気がします。その時はこの回について語るの我慢した気がするんで、今日は我慢しません!!(は)
“流れを変えるような選手じゃない”確かに、大地さんも北さんもビックプレーで魅せるようなキャラじゃないですよね。お互い堅実なプレーをするタイプ。……ウッ、剛健……。
後輩の尻拭いをするタイプ、突っ走らずにはいられない後輩の背中を守るタイプ。似てますよね、北さんと大地さん。だけど、互いの信条は真逆。守り方が違う。
大地さんはこの頃にはもう後輩の背中を支えたり押してあげたりはしない。なんなら負けて堪るかと追いかけるようになっていた。大地さんの守るものは“仲間”じゃなくて“烏野のコンセプト”。そしてそれは烏野チーム全員がそうだし、大地さん自身もそれを分かっているから月島の状態を見て“声をかけなくても大丈夫だ”って思ったんだと思います。……はぁ、待って。大地さんのこと語り出したら止まらない。もっと語りたい。やめろ今日は北さんの話だ。

北さんの話をします。
稲荷崎は主力である侑治、角名も、他のメンバーも勝ちが見えると気持ちが緩んじゃう時があって。その気持ちを引き締め、そのピリッとした空気感で絶望を継続させる。それが北さんのチームでの役割じゃないかなと思います。それを北さん自身も自覚してるから、メンバーチェンジでコートに入った時正論パンチをかましたと思うんですよね。そして正論パンチだけでなく、プレーでも味方の気持ちを引き締める。それが北さんのコートでの立ち方。
だけど北さんのチームメイトは侑治が居る。コートに立つとはしゃがずにはいられないバケモノたち。そしてそのバケモノたちを見ていると心沸き立つのも事実だし、思い切りはしゃがせてあげたいのも事実。だから、そういう面でも北さんはフォローする為にコートに立つことを信条としているのかなと。“思い出なんかいらん”と言っているチームの中で“守り”を信条とする北さん……。“殴り合いを制す”チームで守備を疎かにせず、なんならそこすらも攻撃に転じさせてみせる大地さん……。ハァ????もう、なんか……もう……。私は心が苦しい。

なんていうか、うまいこと言えないんですけど、この2人は信じるものこそ違えど似てるなって思うんです。それを北さん自身もコートの中で大地さんと向き合うことで感じ取ったのがこの信条回だったんじゃないかなぁと。だから真逆の事を信じているけど、その揺るぎのない強さを目の当たりにしてつい嬉しくなって笑ったのかなぁ……と思ってみたり。考えてみたり。というか何より、真逆のことを信じてる相手を頭ごなしに否定しない北さん、やっぱり人間として出来過ぎでは?本当にこの時高校生ですか?私より何倍も人生の経験を積んでるように思えてならない。

■成人男性

は?北信介(24)?北信介が24歳…?成人…?大人…?農業…農業……??ってなりませんでした?私はなった。いやでも考えてみたら北さん程“ちゃんと”した人間が就くにはぴったりな職業ですよね。ほんと古舘先生ってすごい……。大地さんに警察官という職を与えてみたり、北さんに農業という職を与えてみたり。どうしたらこんなどんぴしゃりな設定を与えられるのか。原作者様だからか。
というわけで。高校時代あぁだった北さんに“成人男性”という設定を与えられたことで、なんかもうものすっごい色気を感じてしまいまして。「ガチ恋解禁!」みたいな感じと言いますか。一面に広がる稲穂たちに「お前ら全員北さんからちゃんとした愛情を貰ってるんだろ……?」と恨めしい気持ちすら湧いた。まさか稲穂に嫉妬する日が来るだなんて、思いもしなかったよ。というか稲穂1本1本にちゃんとした愛情を渡せる北信介……?愛情深ァ……。
そんで色白だった(であろう)北さんがオリンピックを見る頃には日に焼けてるんですよ……。なんかこう、「日焼け止めなんかせぇへん」みたいなところに“飯食うクソする”言葉遣い的な男っぽさを感じてダメですね。ダメダメ、ダメですよ北さん。アカンです。反則です。この勢いで最終回でジャージを着てた北さんが私にクリティカルヒットした話もして良いですか?私北さんってあまり服に頓着しなさそうだな〜、と思ってて。なんというか、“お洒落とは”みたいな人なのかなって失礼ながら思っていて。だからあのジャージスタイルがめちゃくちゃどんぴしゃだったし、あの半袖Tシャツから農業で鍛えた筋肉がチラリズムするんかなとか考えるともう……。成人男性北信介マジギルティ。
夢女的には最終話の「どや俺の仲間皆すごいやろ」というセリフを一緒にパブリックビューイング観に行って、その時に自慢げに笑いながら言われたいです。あの笑み、やばいよな……やばい。

■最後に

久々にガーッと書き殴って今大満足です。と同時に「変なこと言ってないか……?」という不安が襲ってくる。そして案の定北さんへの想いは鎮火するどころか燃え盛っている。楽しい。夢女、楽しい。ハイキュー最高。(飛躍しはじめた)

もしここまで読んで下さった方が居ましたら、お礼申し上げます。お疲れ様でした、お付き合いくださりありがとうございました。

終わり方分からなくなったので、私が見た夢の内容をお話します。
北さんがファストフード店でバイトしてて、私がそこに客として行って、そのお店はアイスの取り扱いもあるお店だったから、「このアイスっていくらなんですか?」って訊いたら「俺は作ったことないから知らん」とその時は素っ気なく躱されちゃって、だけどいざ注文が出来上がったらそのアイスもオマケでしれっと付けてくれていたのを見て「あ私この人と結婚したい」って思う夢でした。…………農業どこ行った。

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