愛しているよ5











☆性描写有☆




















「それで、KAITO殿の此処はこんなことになっているでござるか」

がくぽは、KAITOの脚に手を滑らせ、彼の中心に触れた。其処は既に熱を帯びて膨らんでいた。

「んっ――あっ!」

KAITOが甘ったるい声をだす。

「か、カイト兄……」

レンが頬を染めた。そしてそろそろとKAITOの方へ歩み寄っていく。

「――?」

涙目でそんなレンを見つめるKAITOに我慢出来なくなったのか、レンは食らいつくようにキスをした。深く深く繋がらせる。

キスが終わる頃には、KAITOはがくぽの手によって裸にされていた。

「や……だ……っ、恥ず、か……しい、よ」

手を伸ばして隠そうとするKAITOの手をがくぽが掴んで阻止する。

「やっ……離し、て……!」

「ダメだよ」

レンが、白く細い指でKAITOの胸の飾りに触れた。

「んっ――やめ……て!」

「……ホントに嫌がってる?」

意地悪そうに囁くレンに、KAITOが息を呑んだ。

「確かに――嫌がっているようには見えないでござるな」

がくぽがくすくすと笑い、KAITOの首筋に口づける。

「や……んぅっ!」

首筋と乳首を同時に舐められ、KAITOはまともに喋ることすら出来なくなった。

「カイト兄……可愛い」

レンは、ちゅ、と音をたてて唇を離し言う。そして、妖艶な仕草でKAITOの中心に触れ、そっと握った。

「――ひぅっ」

KAITOの体がびくんと震える。その反応に気を良くしたのか、レンは嬉しそうな顔で手を上下に動かし始めた。

「あ……ぅんっ!……やぁ……おかしく、なっちゃう……!」

「いいじゃん……一緒におかしくなろうよ」

レンの囁きに、KAITOが頭を振る。

「やだ……壊れちゃうよ……!」

ついにKAITOの澄んだ瞳から涙が零れた。それを見てレンとがくぽが動きを止める。







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