紫陽花が抱く月下美人 | ナノ
あとがき
 




あ と が き





ここまで読んで下さった方々、有難う御座います!
そして、お疲れ様でした!
九月から始めた弁慶連載、紫陽花が抱く月下美人も、これにて完結となります!


今思うと、もっと弁慶の出番を増やしたり、彼の視点で話を進めても良かったんでは……と思うところが多々あります(爆)
弁慶連載だというのに、弁慶と言うよりはヒノエやら知盛が出張っているように感じて仕方がありませんでした!
ヒノエ連載よりも一話の文字数が多かった割に、さくさくと進められたのは不思議でなりません。
けれど、キャラが暴走されるたびに泣きを見たのも確かです。

そして、一番怖いのは、伏線の回収し忘れです(…)
一応、全ての伏線を回収したとは思うのですが、いかんせん。
どれを伏線にしようとしたかを忘れる人間です(爆)
絶対に回収のし忘れがあると思います。
そして、ヒロインと望美が生娘について会話をするシーンがありますが、その内容は割愛しています。
けれど厳島でそのときに望美が言った言葉、と言うのを出してしまいました。
いつこんなシーンがあったの?と思った方もいるかもしれません。
本当は回想シーンでその場面を書く予定でしたが、内容の変更により、その場面がなくなってしまいました。
そのため、わかりにくくなったことに、この場を借りて、お詫びします。


さて、タイトルについて。
「紫陽花が抱く月下美人」というわりに、紫陽花も月下美人も出てきてません。
実は今回のタイトル、花言葉に訳してもらえると本当のタイトルになります。
紫陽花は弁慶のキャラソンでも「移り気」という花言葉としてよく出てきてますね(笑)
けれど、調べてみると他にも「冷たい人」という意味もあるのだと知りました。
そして月下美人。
こちらは「儚い恋」などの意味があるんですが、その中に「ただ一度だけの恋」という物がありました。
最終回に出てきた言葉ですね。
ここまで書けばわかると思いますが、それを並べると「冷たい人が抱くただ一度だけの恋」となります。
あまりにも、弁慶が酷すぎるせいで、ヒロインが可哀相過ぎましたが、タイトルを見れば納得していただけるかと思います。
ラストシーンで二人は婚儀を上げていましたが、私の勉強不足と文字数の関係でカットさせていただきました。
今後の二人がどうなるか、いろいろと想像してみるのも楽しいかもしれません。


さて、弁慶連載も終わりましたので、次回はいよいよあの彼が戻ってきます!(笑)

お待たせいたしました!

重なりあう時間 第二部の開始です。
しばらく書いていなかったので、ヒノエはともかく、ヒロインがちゃんと書けるかどうか……(待て)
次は彼らの活躍も見て下さると嬉しいです。



それでは、ここまで読んでいただき、本当に有難う御座いました。



2007.11.17
そうや



 

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