あ と が き　





長らくお待たせいたしました！
これにて、重なりあう時間　第二部完結です！
続編を希望してくださったお嬢さま方のおかげで、第二部が始まり、応援と励ましがあってこうして完結まで辿り着きました！


もう少し短く終わるはずだったんですが、結局ACT.55まで来てしまったのは、いつものことながら私の計画性のなさゆえです。
そして、その最終話があまりにも話を詰め込みすぎて、ボロボロなのは言うまでもありません(涙)
本当ならもう少し余韻があってもいいものなんですが、そんな物はどこにもありませんね……。
現代からあちらの世界へ着いたシーンもあったはずなんですが、そのシーンはカットしました。


そして、伏線回収についてですが、今回は大きな伏線を敢えて回収していません。
そう、Act.51で出てくる少女のこととか、その会話とかです。
察しのいいお嬢さまなら、この少女が誰かは簡単にわかりそうな気もするんですが。
最終回のラストにも、今後に関係する文章が出ていますね。

実はこれに関係する話という物が自分の中にはあったので、伏線を回収してしまうよりは、別にを書いた方がいいかな、と思ったわけです。
それが番外編として登場するか、第三部となるかはみなさん次第となります。
面白い話ならまだしも、面白くない話は読みたいと思わなくて当然ですしね。
これ以上ダラダラ続けるより、ここで本当に終わってしまった方がいいのかな、と思ったりもするので。
実際、第二部を連載している最中、第一部で終わらせておけば良かった、と思うことが何度もありました(爆)
完結してしまえば、そんなことを思っていた日々もいい思い出ですね(笑)


タイトルも、いつものようにお題サイト様よりお借りしています。
けれど、最終回のタイトルを決めるに辺り、使いたいお題がいくつも出てきたんですよね。
最終的には「いくつもの現在を重ねて」と「君と一緒に、明日をずっと追いかけていこう」の二つを使わせていただきました。
それ以外の候補には「再び紡がれる物語を」「想い合う奇跡を」「焦がれ続けた未来の姿」「全ての終着点」などなど。
本当に頭を悩ませました。
でも、これまでと今後の二人を考えると、どうしても今回のタイトルになったというわけです。


さて、これにてヒノエ連載が完結しましたので、次回は現在不定期に更新している将臣連載に本腰を入れたいと思います。

ヒノエ連載の番外編などは、ちょこちょこ合間を縫って書ければいいなー、と思ってはいるのですが、どうなるかわかりません！
気長に待っていただければ嬉しいです。



それでは、ここまで読んでいただき有難う御座いました！



2008.6.9
そうや