『ゲームセットウォンバイ
 司・昴!6-3』


歓喜に包まれたテニスコート

そこには抱き合って喜ぶ2人の少年達の姿が見られた

そして、笑顔で祝福する2人の少女と少年




彼等はただ嬉しくて仕方がなかった

しかし、そんな彼等の想いとは裏腹にポツポツと雨が降り注ぎはじめすぐに地面はびちょびちょになった




少女はタオルを握りしめ未だに喜びを噛み締める2人に向かって走り出す

そんな様子を少年はただ微笑ましく見守っていた

が、次の瞬間には彼の顔はサッと青ざめた

そんな彼を見た片方の少年は、手を伸ばす少年をただ、見ていることしかできなかった―。










嫌な雑音が、耳に響きわたる―。





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