仁王「司のことを、どのくらい知っとる?」



立海からの突然の訪問者は迷うことなく問いただしてきた

聞いた話によると昴とは親友の仲だという

そんな彼が何故、自分にそんなことを聞くのか

まったく理解することができなかった



白石「昴は従兄弟や言うてたわ。でも、謙也は昴の従兄弟にそんな奴はいないて。だから、正直言って名前くらいしか知らんな」



ほんまのことや

昴と謙也

2人の意見が食い違う中、確かなことは昴の知り合いに司っちゅー奴がおるってことぐらいや



日曜日のおやつ時

オレは頼んだ冷たいオレンジジュースに口をつけ仁王君の様子を伺う




仁王「なるほど。まあ、そんなことだろうとは思っていたぜよ」

白石「昴は、何をそんなに悩んでいるん?ユウジのことをたまに寂しそうに見とるんやて…ユウジと何か関係があるんか?」

仁王「そうじゃな、関係はしとる」

白石「え、」

仁王「そっくりなんじゃよ

















双子の兄だった司にの…。


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