謙也「なーなー明日、祭り行かへん?」

昴『祭り?』




部活が終わってから駆け寄ってきた謙也は楽しそうに笑っていた

余程明日からはじまる夏休みが楽しみなんだろう

そんな謙也がなんだか可愛く思えて頭を撫でたら「なんやねん!?」って突っ込まれた



白石「祭りて、明日も部活あるやろ?」

謙也「夜や夜!」

小春「楽しそうやね。ええんちゃう?」

一氏「小春が行くなら俺も行くで!」

昴『オレも別にいいぜ』




結局、謙也の誘いで明日の夜はみんなで祭りに行くことになった

夜の6時に集合らしい



昴『ユウジー昼寝とかしてまた遅れんなよ!』

一氏「分かっとるわ!」




花見の時のことを思いだしユウジに釘をさす

また遅刻されるのもめんどくさいし迷子になられるのはもっと困る

まあ、あの時は迷子の女の子のためだったわけだから大目に見てやろう




謙也「明日楽しみやなー!」



そう言って一番に部室を飛び出した謙也はやっぱり子供で、オレ達はまだ中学生なんだなと思う

まあ、中学生活は3年しかないわけだから今のうちに楽しんでおこう

きっと、ここで過ごした3年間はいい思い出になるだろう―?








17.明日から夏休み!
(昴何食べたい?)
(チョコバナナ)
(昴って結構可愛い趣味してるんやな。アイスのバニラとか)
(いいだろー好きなんだから!)


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