ブログ | ナノ


2015 / 01 / 27 今あの時の言葉を思い出して.


夢の話

私は夢の中で小学校の高学年ぐらいだったと思う。背は割と高い方で感覚的には中学生だったけれどみんなランドセルを持っていたから小学生なんだと思う。いつものようにいくつかの授業を終わらせた。その日、算数の授業があった。私は先生から借りたプリントと自分のプリントをなくしてしまった。帰り際、算数のプリントを提出しなさいと言われた。クラスメイト、友人はカバンからプリントを出してすぐに帰っていった。入口の前で私だけモタモタしていた、プリントが見つからないからだ。先生は少しイラついていた。そして私に「お前はやっぱりそう言う奴か、先生のもお前が持っているだろ」と言った。一瞬、時が止まったような気がした。でもまた動き始めた。ランドセルをあけてプリントを探す。見つからない。隣でランドセルをあけた友人のプリントを先生がとって私に目をやる。「それ私のではないですよ」というと先生は別の方に目を移す。私が言葉を続ける。
「先生は・・・」(私は何かを質問した。でもそこがちゃんと思い出せない)
「この前も何かの行事でいっただろう。今あの時の言葉を思い出してって」
ゆっくりと話し出した先生の表情は優しかった。そこで目が覚めた。


ちょっとしたことだけど友人のランドセルが開いたときその子のランドセルの名前と住所と生年月日?を書く欄に平成9年と書かれていて、私の開かれたランドセルの同じ欄には平成6年と書いてあった。そして私はそれを不審に感じて頭の中で何か計算をしていたけれど、どうしてか何かの辻褄があったのか妙に納得していた。



×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -