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2014 / 11 / 27 白紙


解放されたようなそうではないような。沢山の嘘の弁解をした。失うものは何もなかった。というか既に手放しているていで考えていたものだからそんなにダメージがなかった。私の中だけで何かが進んでいたし、どんな言葉も私は受け付けなかった。言葉を脳が咀嚼しきれなかった。全てが上手く飲み込めなかった。意味を理解しているはずが言葉がちかちかして掴みきれずポケットに詰められなかった。誰かの為を考えることをやめなければいけないと思った。その考えを手放そうとすると生きる必要がなくなる気もした。どこかでいつも私は傾いて世界を直視できずにいた。それだけはなかなか変えられず傾いていることが常となった私の思考はあり続ける。端整しようとすると全てを投げ出したくなってしまう。わがままだ。数年前に憧れ続けていた白にまた憧れる。何も知らなかった頃に戻りたい。



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