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2014 / 06 / 15 大雨洪水警報


梅雨が本格化してきた。私は雷雨に胸を躍らせる。雷の音が心に響いて陽気な気分を呼び起こす。最近思いっきり泣いたな。声を殺せないぐらい泣き叫んだな。涙が雨みたいに目から溢れてきて口からは雷みたいに声が出た。私も空になれるかな。雨と同化出来るかな。
そんな幼い頃の感性を思い出して私は幼児返りしようとしていた。縛られた自由を愛していたのかもしれない。今だってそうだ。私はそのままここにいてしまう。変なの。全部捨てる用意だけしてここにいる。いつだって飛び出せるはずなのに何に後ろ髪引かれてるんだろう。梅雨が私を居座らせてるはずはない。でも六月は確実に過ぎていく。梅雨もきっとあっという間に終わってしまう。
どこかで全てを否定して欲しいと思っていた。希望を断ち切らなければちゃんとした絶望を受け入れられない気がした。新しい希望へと手を伸ばそうとしてはいけない気がしてしまっていた。
いい年になって何してるんだろう。何かしたいと思いながら私の心の奥底で「お前はどうせできない」という言葉が渦巻いてる。吐きそう。泣いてもどうにもならないのに時々嗚咽が出るほど溢れ出してくる。何のために生きたいだろう。わからない。でもきっと死んでも意味がないとわかってる。でも生きたいとも思わない。疲れた。



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