夜の街
落とした財布
また捨てた
あの子笑って言ったんだ
お金は落ちてても
そこに幸せは落ちてないのね
悲しいねって
僕は財布また拾って
このお金で何か買おうって言った
そしたらね
あの子ただ首を振ったんだ
気づいたら僕は警察に捕まって
あの子泣いてたよ
お金で解決しても
お金で何か買えても
虚しさしか残らないね
そう言うとあの子は遠くへ行ったんだ
僕はあの子を助けてあげたかったけど
何もなかったから泣くことしか出来なかったよ
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -