証拠隠滅
間違えて潰した蝸牛
潰れたそいつはきっと泣いていた
冷たい水たまりの中で
細かい殻が広がって泥まみれ
私は踏んだ感触残る足で
水たまりをボタボタ踏んでいた
蝸牛が埋まる泥水を
何度も何度も踏んでいた
心も泥水みたいに汚れてった
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