春だけを掴まえていたい若葉

さらさら聞こえる葉のざわめきにときめく春の夢
歩いていきたかったのにね
立ち止まることを覚えて夢を見始めた
躓かないようにって座りだして
私は動かなくなった
全てが恐怖になったのもこの時だった
止まることで全てが慌ただしく見えたの
私だけそこに居て石になれたらって思ったよ
夢を鮮やかにする程に私の弱さが広がるよ




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