広がるそれを私はなんと呼ぼう


透明なそれに自分を映すように
空は青く輝いていて
太陽は恥ずかしそうに光を飛ばす
月は自分を映しながら夢を見る
星は映らないことを悲しみながら
ただただ瞬き踊りだす

海はいつでも彼らを見ていた
見ることしか出来なかったけれど
ずっと彼らを見ていた
彼らを映しながら浸っていた
第二の空が自分なら
第二の海が空だろうと






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