今日、一人の女の子が「ねえ、先生ってなんていう名前?」と聞いてきた。するとその子の隣にいた女の子が「先生の名前○○○でしょ!」って言った。あまり名前を言ったことがなかったし、そんなに頻繁に話したことがある生徒というわけでもなかったのですごく嬉しかった。「覚えてたんだ。嬉しい」と私が言うと「覚えてるもん」と笑っていた。基本低学年を教えているんだけど可愛いんだよなあ。基礎的なことを教えるとき、戸惑いも多いけれど少しずつひとりひとりの子と距離を縮めていけば、自然と信頼関係が築けてくる気がする。前まで私に生意気な口を聞くことが多かった子も「すぐに答えを聞きに来ないで自分でやって見て出来なかったらちゃんと教えるから」って言うとしっかり自分でやってわからないところだけ助け舟を欲しがるようになる。頼もしくなったなって嬉しくなる。小学生の子の成長って著しい。言葉使いの変化や最初はぎこちなく私に声をかけてきていたこも少しずつ、自然に私に声をかけてくれるようになる。心を許してきてるんだという瞬間があって温かい気持ちになれる。
伝えようとすれば言葉が多くなくても少しずつ伝わるのかもしれないね。

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