同調は安心感を生む。それが本当であるほどお互いの波長はしっかり重なる。怖いぐらい伝わる何かもある。拒絶できない感情は不思議なぐらい自然に入り込んでくる。強い気持ちの揺れがそこにないとしても飲み込まれそうになる。同情は悪いことじゃないけれどそれを持ったからといって踏み込み過ぎたり必要以上に言葉にしてはいけないと思った。しっかりと言葉が重なる時、相手は期待する。その期待を一心に受けた時に貴方は何ができるだろうか。秘策がないなら同じ情を持ったとしても言葉にしないで頷くだけでいい。簡単に「私が貴方のものをもってあげよう」なんて言ってはいけない。重い荷物ほど、安易な気持ちで肩代わりしていけない。気休めじゃきっと足りないから一瞬手伝って貰ってすぐにまた重い荷物を返されたら、更にその荷物の重さを感じることになる。泣きたくなる、そうでしょ?だから持ってあげなくていいんじゃないかな。背中押してあげるほうがきっと前に進めるんじゃないかな。

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -