厳しくて優しくて強い彼
みんなそれを当たり前だと思ってる
別格とか特別って言葉で彼と別の舞台にたちたがる
負けたときの言い訳を探してる。
彼は、負けない
そんなの、幸村くんがさみしいじゃない?
だから私は、
「真田のばーーーーーーーか!!!」 「廊下は走るな!!!!鈴木!!!!!」 「ふふ、鈴木元気だね」 「幸村くん!ちょうど良かった!セーラームーン同好会でね!」 「交流委員会だろうたわけ!!!」 「今から氷帝に行くの!!!一緒にどう?」 「え、俺が?」 「うん!!!!テニスは出来るかわかんないけど!! 幸村くんの負けたとこ見たい!!!」 「鈴木!!幸村が負けるなどありえん!!!!」 「だって!!!見たことないもん!!!!」 「ふふ、鈴木は面白いね」 「でっしょ〜」
だから私は、そばいる。
負けたとき、誰よりも近くにいて
そして私は満面の笑顔で言うんだ
「頑張ったね!!!幸村くん!!!かっこよかった!」
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