しるし
画像
「名をしるし、この身をあなた様に捧げましょう」
名前*しるし/ツチニン♀
年齢*10代
身長*159p
口調*私/君/〜さん・ちゃん・君
(詳しく)
一番最初のかみさまの花嫁。花嫁と名を当てはめてはいるが、所謂生け贄と同じ意味合いをもつ。
お人好しであり、人の頼みを断らない。妹とはその事でよく衝突していたが、他者の幸せが自分の幸せだと考えており妹から見れば筋金入りの自己犠牲精神の持ち主だった。親友と妹と貧しいながらも幸せな毎日を送っていたが…
村に災害が起こり餓えに苦しむ中、村はかみさまへ許しを乞う為に花嫁を用意することにした。そして選ばれたのが自身の妹であったのだ。その事を知った親友としるしはある約束をすることになった。
(関係者)
妹
大好きな妹。生意気だが素直な言葉は好ましく、誰よりも妹の幸せを祈っていたのは彼女だろう。
親友
彼女は親友との約束が永久に守られることを祈っていた。
(参考台詞)
「あ、こら。そんな乱暴な言葉遣いをしたら皆貴女を避けてしまうでしょう。伝え方って大切なのよ」
「私はじゅーぶん、しあわせなのですよ」
▽最期
かみさまの花嫁として捧げされた彼女はかみさまと面して直ぐにその首を落とされた。それは一瞬のことで彼女に痛みは無かっただろう。
花嫁として着飾った白い着物には血に濡れた模様が浮かび、嫁入り道具として持っていた土の人形と鏡はその後何処かへいってしまった。
転がった身体から別の誰かが出て来てしまったのは死の感覚が薄かったからだろうか。死んでから別れてしまった魂は、正しいものは次の生を歩み。残った朧気なソレはそのままこの世に留まることになる。
→朧気なソレ
→正しいものの行く末