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女子3名+仮女子4名+紫原




苗字「敦ちゃんいらっしゃい! お菓子買ってきたから食べてね!」

桃井「ムッくんだ!」

笠松(名前さん、そのお菓子は黄瀬が……いや、黙っておこう)

紫原「陽泉高校の紫原敦だよ〜。アララ〜室ちんも呼ばれたの?」

氷室「やあ、アツシ」


苗字「ほーら! 敦ちゃん! 何か面白い話題提供してよ!」

紫原「えー…めんどくさい…」

苗字「何でも良いからー」

紫原「ねーし」

苗字「………雅子ちゃん」

紫原「え…?」

笠松(嫌な予感)

苗字「この前、敦ちゃんがうっかり竹刀を踏みつけて折っちゃった事……雅子ちゃんに今から電話で伝えてあげても良いんだよ?」

氷室「そ、それは陽泉高校バスケ部だけの内部事情…!! アツシが犯人だったのか!?」

紫原「……」

高尾「えーっと…どこからツッコむべき?」

実渕「黙認しましょう」

笠松(だんだん驚かなくなってきたぞ。神経麻痺してきたのか…)

相田「名前さん…電話って…」

苗字「雅子ちゃんとは親友も同然だからアドレスと電話番号交換してあるんだ! 他にも、源太ちゃん、仁亮ちゃん、克徳ちゃん、永治ちゃん……」

笠松(源太ちゃん……もしかしなくてもウチの監督)

高尾(監督いつの間に! 仁亮ちゃん…ブフォッ! 名前サン、マジ珍センス…!)

実渕(ウチの監督とアドレス交換…凄い…凄すぎるわ! ……という事は名前さん、洛山にもいらしてたのね)

桃井「名前先輩さすがですっ!」

相田(確か陽泉の監督って元ヤン…。抜かりないわね、名前さん…)

紫原「……名前ちん、ごめんなさい…。本当に話す事何も無い……許して」

苗字「そんなに可愛く懇願されちゃ、許さない訳にはいかないね!」

紫原「名前ちん…!」

氷室「良かったな! アツシ!」

笠松(監督……どうか、ご無事で)









苗字「残りのお菓子は敦ちゃんにプレゼントね!」

紫原「ありがと〜…」

苗字「私は次の人呼んでくるからね! ばいばーい!」



──ガチャン(名前退室)



紫原「はああああぁぁ…名前ちん恐い」

相田(紫原くんをここまで追い詰めるなんて…)

氷室「アツシ、ナマエさんには逆らわないんだな」

紫原「ん〜………まあ、恐いってだけじゃないからねぇ、名前ちんは」

氷室「そうなのか?」

紫原「中学で試合した時にさ〜相手の選手に弱いって言って怒らせちゃった事があんだよね、オレ。そしたらそのチームがグルで殴りかかって来ちゃってさ〜。人数多すぎてヤバいって思ったんだけど、名前ちんがとめてくれたから助かったの。名前ちんは恐いだけじゃなくてすっげー強い。オレの代わりに殴られたのに笑ってたし。……室ちん、竹刀の事まさ子ちんには内緒だからね〜…じゃ」



──ガチャン(紫原退室)




氷室(そんな事があったのか。敬服するよ、ナマエさん)








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