35 「昔、祖母が言って居た。神社や寺って言うのは神様を祭る事も有れば、妖怪や魑魅魍魎っと言われたモノも崇めて居た事も有る、一概にあがめ奉るって言う考えはちょっと違うのかもしれん。」 「ソレで、なんで僕なのさ。」 「きっとココの神様も、あんたを手放したく無かったのではないのか…。 いたずら好きな奴は、お目付け役は居るものだからな 」 総司は頬を朱色に染めて 「はじめ君…口説いてる」 「な!?俺はいたって、真面目にだな。」 総司は笑って、俺に猫の様にじゃれついた。 “本当に変わって無い。” [*prev] [next#] 0 0 6162 |