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「探したんだよ、同い年の子に『斎藤一』って名の子いないか…その間、7月19日になるとこの
神社に通い続けいたし。」
「俺だって、探した。総司と言う名前だけを頼りに…」
俺も、ちょっとムキになって話すと、総司と目があって吹き出した。
「お互い様と言う奴か…」 「ホントだね…」 「でも、何で僕、コノ神社に居たのかな。しかも…あり得ない状況で…」 「根拠は無いが。あんたの行いが良かったからなんじゃ…ないだろうか…」 「え”?」 「そんな…露骨に眉間に皺をよせて、疑ってる目で見るな。」
俺は苦笑いをした。
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