22
目を閉じたくなかった…例え…輪郭だけの存在でもキスをしている総司を見ていたかった。
だけど、一瞬の瞬きをした後。
総司は雪が消えるように完全に見えなくなってしまった。
「総司?」
俺は名前を呼んだけど、返事が帰ってこなかった。
総司がいなくなった事を認識すると、一筋の涙が流れた。
総司の前では泣かないっと決めていたのに…。
「必ずまた会おう。」
俺の一夏は終わったが夏は此れからだと蝉の声が響きはじめた。
[
*prev
] [
next#
]
19 0 6146
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -