あとがき


 


 あとがき



 玲琅(レイロウ)ってのは中華系の子なわけじゃなくて、
 えばり屋なお父さんがろくでもない見栄を張ってつけた名前です。笑

 碧くん好きだなあ、ちゃらんぽらんな感じが。←

 Why don't we dance? っていうのは「踊らない?」って意味だと思います、たぶん。

 返答の Why not? はよく「どうして駄目なの、いいじゃないか」なんていう意味で使われますが、
 提案や疑問に対しては「もちろん、いいよ」なんて感じに使われたりします。

 そうしようか、なんてふうに同意を表す熟語でもあるので、使い分けが難しいですね。

 使いかた間違ってたらごめんなさい。
 軽い感じにしたかったので、shouldとかはあえて使いませんでした。
 だってほら、彼の性格的に。
 「あ、そうだ、せっかくだから踊る?」みたいな感じで。笑

 まあ英語の話はさておき。

 友達も出来そうなことだし、これから玲琅が少しずつ社会に適応していって
 碧くんともラブラブしつつ成長していくといいなあと思います。←

 そろそろ悲恋が書きたいかもしれない……。





 -after story-

  
 「あなた、YGグループの御曹司だって聞いたんだけど」

 「それが何か?」

 「そんなこと一言も言わなかった」

 「言う必要がある?」

 「だってYGグループっていったら、英国王家御用達の……」

 「そんなのどうでもいいだろ。御曹司はただの立場であって俺の本質じゃない」

 「そうだけどだって、それならなんでわたしなんか……」

 「玲琅。俺は津々倉家のお嬢様じゃなくて、ぶっきらぼうで、可愛いあんたに惚れたんだ。
  あんたもただ、偉そうで、わがままな俺に惚れただけ。ほかはどうでもいいよ」

 「でも……」

 「それでもまだ何か言いたいなら、その口、塞ぐけど」

 「……馬鹿じゃない」

 「言うと思ってたよ」

 馬鹿馬鹿しいことが、色づく瞬間。
 呆れるほどの愛に、絡まる唇は深く、甘く。






 なんて。笑

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