皆様、初めまして。
長谷川家の執事を勤めさせて頂いております、椎名と申します。
いつもお嬢様がお世話になっております。
さて、何故、長谷川家執事の私が此処にいるかと言いますと…、
きっかけは千代様のある一言から。
「3000HIT、…ど、…どうしよう…」
昔から自信なさげに話される千代様が、この時ばかりは今までの倍…いや数倍、自信なさげに見えてしまいました。
つい、いつものクセでお声を掛けてしまったのが運のツキ。陰に隠れていらした千歳様と尊お嬢様が颯爽と登場され、私の運命を突き動かす一言を放たれました。
「椎名、貴方が3000HITを祝って差し上げなさい。」
何 故 私 が ？
橋谷家に関係する方ならまだしも私は長谷川家の執事であり、橋谷家の皆様と交流はあるにせよ私自身はそこまで親密な訳でもありませんし、お嬢様と千歳様が一体何を考えていらっしゃるのか私にはちっとも分かりませんでしたが…お嬢様は、一度決めたことは曲げない方です。異論は絶対に認めてはくださいません。ましてや執事の私相手ならば勿論の事。
私は大人しく、頷くしかなかったのです。
いつも千代様のほーむぺーじに遊びに来てくださっている皆様、大変申し訳ありません。
お嬢様には逆らえない、私をどうかお許し下さい。暫しの間、千代様のほーむぺーじにお邪魔させていただきます。
お詫びと言ってはなんですが、…少々お嬢様方の秘密も、暴露させて頂こうかと思います。あ、勿論、千代様メインで頑張らせていただきます。
あ…それから、私に何かありましたら拍手の方からお願い致します。
…ところでぶろぐとやらは、日記のような扱いで宜しいのでしょうか？
いまいち、…難しいです。
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