あれから、二日経った。
雲雀は、まだ転校していない。
何も知らない山本にとっては、いつかいつかとそわそわしてやまない。
ある日の夜、とうとう山本は立ち上がった。
「もう、駄目だ…!!」
家を出て、ジャージ姿で雲雀を探す。
だが当てはなく、ただ町を走り回るだけなのだが。
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