「はぁ……」
綱吉は小さく溜め息をついた。
「十代目…俺、間違ってました」
真面目な顔で、獄寺が綱吉の前に跪く。
「…俺…山本が好きでした。」
「うん……って…ええっ!!?」
『じゃあ何で俺達恋人なの!?』やら『浮気を普通に恋人に言った人初めてだよ!!』やら、言い切れぬ突っ込みが綱吉を支配した。
だが何故か釈然とせず、突っ込むことはできなかった。
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