白目のまま固まる綱吉。

それを見て慌てる獄寺。


「ご、誤解です十代目!好きなのは守護者全員です!」

「もっと重症だよ!!」

思わず綱吉が突っ込む。

「ち、違います…えっと…守護者は…あの……家族の様に思ってると言うか…その…」

獄寺は両手の人差し指を突っつきながら、もじもじしている。


だが綱吉にはちゃんと伝わっていた。


「…皆大切なんだよね?分かってる」

「お…怒ってますか…」


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焦る獄寺を抱き締め、広い額にキスを落とした。

「…なっ…ななな…」


慌てふためく獄寺。その顔は真っ赤に染まっていた。


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