「獄寺くん…約束して」
綱吉の細い腕が、するりと獄寺の首に絡み付く。
「何ですか?」
心臓の鼓動が聞こえるほど近くで二人は抱き締め合い、言葉を紡ぐ。
「これから先君がどんな嘘を吐くとしても…」
「俺にだけは…正直なままでいて?」
獄寺は少し驚いた顔をすると、
「もちろんです。俺の愛しき人」
そう言って、少し頬を染めた。
「じゃあ、今度は俺の番です」
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