雲雀は無愛想に言った。


「君だけを気持ちよくしてるんじゃないんだよ?」


そう言いながら、更に強く掻き回した。



「は、…ん……ああ!!」


今までより高くなる喘ぎ。

快楽が高まる程に、高まる熱。


「もう…イク…」

「まだだよ」


根元を押さえ、笑みを浮かべる雲雀。


「…っ!?」


もどかしさに身体を震わせる山本。



そんな彼に、雲雀はそっと耳打ちする。



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