嬉しいんだけどね、 重いよ、 『好きだよ』 『好きだ』 『愛してる』 ずっと言われ続けて。 『他の男としゃべらないで』 そうやって束縛されて。 身動き出来ないほどがんじがらめにされた鎖に捕われて。 だけど、それでも私は嬉しいの。 それはきっと貴方だから。 貴方になら、飼い殺されたい。 本望よ。 なんて、そんなのは所詮夢物語。 今のこの世界は現実なの。 私たちは今、現実という広くてちっぽけで理不尽な世界に立ってるの。 加えて私たちはまだ子供で、そんな大人な愛し方はできなくて。 だからやっぱりもっと、 ナチュラルに愛してほしくて。 私にいつでも合わせてくれる貴方なら、わかってくれるはず。 私はそっちのほうが好きなの。 だから貴方が今度あの言葉を言ったら、その口、きけなくしちゃうから! ヘビー級の恋の焦点 (重いのも素敵だけど、軽いのが楽) 2011/03/07 |