30000打リクエスト企画 | ナノ

眠れぬ夜の戯言


 目をきつく閉じたり開けたり、体を仰向けにしたり横に向けたりしてもなぜかわたしは寝付けないでいた。なんとなく原因ははっきりしている。採集が終わった後、七海ちゃんと一緒にお昼寝をしてたからだ。七海ちゃんとどっきどきの公園デート……のはずだったのに、お喋りしていたらいつの間にか眠気が襲ってきて、そのままお日様の光を浴びながら熟睡してしまったのだった。七海ちゃんの落ち着いた、囁くような声色は、聞いているだけで心地いいんだ。とても安らかに眠りに入れたのは覚えている。
 採集で疲れていたせいもあったみたいで、起きた時には青色の空が橙色に染まっていた。その時慌てて飛び起きたけど、七海ちゃんはまだ瞼を閉じていて、可愛らしく寝息を立てていたなあ。うん、あれは本当に可愛くて……もしわたしが男だったらいろいろと我慢できないかもしれない。
 昼間そんなに睡眠を取っていたら、今眠気が襲ってきてくれないのも当然だ。その時のことを思い出していたら勝手に口が弧を描いてしまい、眠りにつくため作り上げていた落ち着いた気分が吹き飛んでしまった。これは非常によろしくない。
 コテージの電気は消えているけれども、窓から差し込んでくる眩い月明かりに照らされたここは完全な暗闇になることはできなくて、わたしの視界ははっきりとしてしまっている。テーブルに置きっぱなしにしたペットボトルがきらきらと光って、綺麗だななんてどうでもいいことを考えて見つめるけれど、一向に眠気が襲ってくる気配は無かった。
 だめだ。気分転換に行こう。このままここにいてもどうせ寝付けないのだ。だったら少しばかり夜風に当たって来よう。
 なんて思い至ったわたしは、タオルケットの中から這い出て身一つでコテージから出た。途端に夜の肌寒さ、予想以上の涼しさに身を震わせる。あれ、こんなに寒かっただろうか。コテージ内にいるとエアコンで温度調節が可能だからいまいち把握できていなかったみたいだ。
 軽く羽織るようなものが無いかとマーケットまで行くのも面倒だったため、とりあえずレストランにでも行こうかと思いプールの方へ足を向けた。あそこならコテージ同様エアコンが効いているから風邪をひく心配もない。そういえばロビーにはゲームもあったし、あれなら暇つぶしには最適だな。やってるうちに疲れて眠れるようになるかもしれない。ふふふ……七海ちゃんから教えてもらったテクニックを実践してみようじゃないか。
 プールサイドを通り過ぎて、ロビーの扉を開く。中には誰もいなくて静かだ。天井に吊るされたシーリングファンだけが淡々と回っている。特に疾しいことをするわけではないのだけれど、わたしは忍び足でロビー内の床に一歩踏み出した。そして体を滑り込ませると後ろ手で扉を閉める。やっぱり外よりは幾分か暖かい。ただでさえ暑い南国の島なのだから暖かいも何もないのだけれど。
 あった、あれだ。七海ちゃんがいつも熱中してやってるゲームの台。そこへ向けてわたしが歩き出すと、快適な温度に保たれたロビー内に軽い靴音が響き渡る。さてさて今日は七海ちゃんがいなくてもクリアしてみせるぞ……!と意気込んで椅子に座ろうとしたところ、微かに音がしたような気がして振り返る。
 ……誰もいない。静まり返ったロビーがあるだけだった。むしろ扉が開くような音すらしなかったのに何かが居たら怖い。でも確かに話し声の様な、何かの音が聞こえたはずなんだけれど……後ろじゃ、ないのかな?
 動きを止めて耳をそばだててみた。……あ、階段の上、レストランの方から話し声みたいなのが聞こえてくる。
 その人も眠れないのだろうか。どうせならわたしの憂鬱な夜の暇潰しに付き合ってくれないかな。もしかして誰かと誰かの密会だったりして。それはそれでとても気になっちゃうなあ。なんて好奇心丸出しのにやついた笑みを浮かべながら、わたしは音を立てないよう階段の方へ向かって行き一段ずつ上がっていくことにした。どうするとかこうするとか大したことは考えてないのだけれど、行けばそこには面白いことが待っているかもしれないから。慎重に……そうっとそうっと……。なんでわたしはこそこそ隠れるように動いているのだろうか。自分でも不思議だったがなんとなくそうしてしまうのだった。

「……という訳で今日もソニアさんは可愛くてさァ……。おい、日向、人がせっかくソニアさんの魅力について教えてやってんのにテメーはマジメに聞いてんのかよ!?」

 レストランの床の高さからわたしの頭が出るか出ないかのところで、左右田くんの声が聞こえた。途端にわたしは動きを止め、上ろうとして一つ上の段にかけた右足を引っこめた。そしてその場にしゃがみこむ。え、ちょっと、左右田くんなんの話ししてるの。

「聞いてるって。いいから落ち着いてさ……飲めよ」

 続いて宥める様な日向くんの声……ん、飲め?あ、あれあれーあなた方は私と同じく未成年じゃなかったですかね?いやでもこんなどう聞いても法律違反な行為、常にわたし達を見守っていると公言しているウサミ先生が黙っているはずがないんだけど。

「お、ワリィな……。へへっ、やっぱコーラはサイコーだぜ!」

「持てるだけ持って来たはいいが……もう、一本空にしちゃいそうだな。それにしてもいい飲みっぷりというか」

「ったりめーだろ! コレがなかったら何も始まんねーっつーの」

 コーラかい!いらぬ心配をしてしまったみたいだ。それにしても2人ともこんな時間にコーラを囲んで一体何をやっているのやら。

「ホラ、日向も飲めよ。気分がスカーっとするぜ! ああ……それにしてもさァ……ソニアさん、いつ見ても綺麗で凛々しくてお美しいよなァ」

「あ、ああ……。そのセリフは13回くらい聞いた気がするけどな」

「だぁぁぁ、わかってねーな! たかだか13回言ったくらいであの魅力は語り尽くせねーんだよ……! いいか、ソニアさんの魅力はそれだけじゃねー……」

 左右田くんの語りに熱が入る。さっきまでの様子だともうその話はお開きになりそうだったのに、日向くんの余計な一言のせいで再点火してしまったみたいだ。
 声の聞こえ具合からして2人がいる場所はおそらく、階段からは遠いところだ。少しぐらい頭を出して様子を窺ってもバレないだろうと、首を限界まで伸ばしてレストラン内を見渡した。
 2人はフロアの端の方に座っていた。黄色いツナギを着た左右田くんの背中が見える。その斜め左に日向くんが座っていて、視線の向きを少しずらせばわたしの存在に気づいてしまうだろうという状況だった。テーブルの上にはコーラのペットボトルが10本くらいは乗っていたように見える。あんなに持ってきてどれだけここにいるつもり……これは2人だけの秘密の話を聞けるチャンスということなのかな。
 ある程度状況を把握したわたしはまた床より下に頭を引っこめた。参加したいところだけど、しばらくは話を聞いているだけでも飽きなさそう。

「オメーもそう思うだろ? あの二―ハイとスカートの間には夢が詰まってるってよォ!」

「二―ハイ……!?」

 あれ、左右田くんの話に呆れかけていた日向くんが興味津津のご様子だ。

「それは……あの無敵空間のことを言っているんだな?」

「お、おう。やけにマジな顔してっけど、ソニアさんの太ももはオレのモンだからな!」

「左右田、お前は何か勘違いをしているみたいだな……」

「は? オレが何を勘違いしてるってんだよ? ソニアさんのスカートと二―ハイの間は」

「いいや……それは違うぞ!!」

「なっ、何なんだよ!?」

 左右田くんの言葉が日向くんにブレイクされて、砕け散る様な音が聞こえた……様な気がする。

「いいか? ソニアが着てる制服だが……あれはワンピースだろ。腰のところをベルトで留めて二分割されたように見せているが、あれはスカート部分が独立した服じゃない。本来の絶対領域とはスカートと二―ハイにより構成されるものだ。よってあれは正式には絶対領域とは呼べないものなんだ」

「そ、そうなのか?」

「更に、ソニアの肌が露出している割合……多過ぎるんだ!」

「いーじゃねーかよォ! ソニアさんの生足が拝めるだなんて最高じゃねーか! いっそあの二―ハイに包まれた、未だ見ること叶わない美しきおみ足をオレの手で解放させたいくらいだぜ……」

「違うだろ、それじゃ意味がない。左右田、お前ならわかってるはずだ……ほんの少し垣間見える聖域に、俺たちは夢を持つんだろう?」

「……! 日向、オメー……!」

「よって七海の纏った衣装こそ正義だ! 絶妙に計算されたスカートと二―ハイとの空間……そこにこそ、俺たちの理想が詰まってるんだよ!」

「ぎにゃあああああああ!!」

 左右田くんが撃沈する様な、テーブルになにか固いものがぶつかる音がした。頭でも打ったんだろうか、ぐおおと呻く声も聞こえてくる。
 確かにあの太ももには全てが詰まっている様な気がしてならない。日向くんのその意見にはわたしも賛成だった。いっそこのまま飛び出してその話に混ざりたいくらいだ。ソニアちゃんは足が長過ぎて日本製の二―ハイが合わなかったんだろうな……。もう少し、もう少し素肌の領域が狭ければ……!

「……オレが、オレが間違ってたってことなのか……?」

「いや、お前が向けるべき視点は間違っちゃいないよ。ただ少し盲目的になってしまっていたんだろうな……。けど、ソニアの魅力はそんなもので崩れるものじゃないんだろ?」

「お……おおお……そ、そうだぜっ! ソニアさんの魅力はそこだけじゃねーんだっ! ちょっと、いやかなり天然なところとか、それを突っ込まれたときに恥ずかしがっちまう顔がもう……こう、ギューっと抱きしめたくなっちまうんだよ……! ソニアさんの肌ってぜってースベスベだよなァ。んで、あるとこはしっかりあってさ……へへ。一度でいいから触ってみてえって思っちまうのは男の性だよな?」

「……俺も男だしわからなくもないさ」

「だろォ!? さっすが日向、わかってんじゃねえか。しかし七海も罪木もいい感じにボリュームあるよな。顔埋めたら天国に行ける気がするぜ……」

「待てよ。本当の天国はそこじゃないだろ」

「は? いや、そりゃあもっと先のステップへ行けるなら行きたいとこだけどよォ……! あーあ、ソニアさん付き合ってくれねーかな……」

「なんならいっそ、ちゃんと告白したらいいんじゃないか?」

「いや、まあ……そりゃそうなんだけどな。はは、なんか違うっつーか。告白、か……。したらあいつどんな顔すんだろーな……」

「あいつ?」

「あ! いや……まあ、オメーになら言ってもいいか! ……叶國だよ」

「叶國……って、一体どういうことだ?」

 それはわたしが聞きたい。なんでここでわたしの名前が出てくるの……?思わずえ、と声を漏らしそうになって慌てて両手で口元を押さえた。そっと2人の様子を窺うと、左右田くんはテーブルに顎を乗せて、力なく両腕をぶら下げていた。日向くんの前だと何でも言える、という様子で脱力しているみたいだった。

「あいつ……カワイイよな……」

「真面目な顔しても、さっきまで卑猥な妄想繰り広げていたお前の口からそんな言葉が出れば、ただ気持ち悪いな」

「うっせうっせ! あーくっそ……なんかさ、あいつの顔が頭から離れなくってよォ……」

「ソニアより、か?」

「そーなんだよなァ……。この間な、ソニアさんの残り香を追って図書館行ったら叶國が一人いてさ、呑気に本読んでたんだ」

 残り香を追う事ができるだなんていっそ警察犬になれると思うんだけど。……図書館、あああの時かとわたしは少し前の休日での出来事を思い出していた。あの日はチケットを使わず適当に一人で過ごそうと思って、図書館に行ったんだった。久々に読書に勤しむかと恋愛小説を引っ張り出して読んでたときに、左右田くんが現れたんだっけ。

「オレもそれ以上はソニアさんがどこに向かったのかわかんねーでいたし、とりあえず何か読むかなと思って本棚を漁ったんだ。そこでよ……へへっ、日向。ソウルフレンドならそこでオレが何を見つけたか、わかるよな?」

「……! おい、それってまさか……」

「ああ……男のロマンが詰まった娯楽本だ」

 ……鮮明に覚えている。左右田くんがその時わたしに何をしたのかを。

「まさかまさか、図書館にそんな本が置いてあるなんて思わなくてよォ。オレはそれを見つけた時、神が降臨したと思ったぜ……。でさ、まあそれを見てうっひょー!ってなってたワケなんだが」

 静かに本を読んでいるわたしのところに、左右田くんがそれを持って現れたんだ。当然声をかけられたら誰だってその方向に目をやってしまうもので、わたしも何の気なしに活字から目を離して声が聞えてきた方を向いたのだった。

「ホラ、叶國って結構オレたちとそういう話するじゃん?」

「確かに今日のパンツは何色かとか普通に聞いてくるな」

「だからてっきりそういうのに耐性、てか興味あると思って『見ろよこれ、大発見だぜ!』ってあいつに見せたんだよ。結構キワどい感じのとこ開いてさ。そしたら……さ」

 あんまり思い出したくないけれども、確か男の人と女の人が載っていたページで……。わたしだって経験豊富なわけではないから、あまりに生々しいそれに対して上手く反応できず目のやり場に困り、嬉々としてわたしにそれを見せる左右田くんとその卑猥な場面とを交互に見ることしかできなかった。

「叶國、顔真っ赤にしてさ『こ、こういうの、好き……なの? わたしにはまだ早いかなーなんて、はは……ご、ごめんなさーい!』って言って図書館から慌てて出て行っちまったんだ」

「……へえ、あの叶國が。意外だな」

「そうなんだよ! あの叶國が、だ! それ見た瞬間、あ、こいつも恥じらったりすんだなって思ってさ。それ以来叶國を見る度にあの顔思い出しちまってよォ……」

「気づいたら好きになってたってわけか?」

「だーっ、ちげーよ! 好きとかいうのはソニアさんのためにあるんだっつーの! ただ……あいつに対する見方が変わったつーか……。一緒にいると変なトコ見ちまうようになって、あいつってなかなか魅力的なカラダしてるよな」

「おいおい、犯罪だけは勘弁してくれよ。ただでさえ日ごろそういう発言が多いんだから、いつ行動を起こしてしまうか結構こっちは心配してるんだぞ」

「オレだって許可なしに突然手を出したりしねーって! んー……あいつって意外と胸あんなーとか、柔らかそうな唇してんなーとか、手繋いだらどんな感触すんのかなーとか、ついつい考えちまう様になってな」

 左右田くんってわたしと話してるときそんなこと考えてたのか。道理であの時以来目が泳ぐようになったり、反応がおかしかったりするようになったわけだ。人のことは言えないのわかっているけれども、とんだ変態だな。ここは一言怒ってやるべきだろう。まったく、これだから童貞というやつは妄想が激し過ぎて困る。わたしは一歩、上の段に足をかけた。

「……気づけばさ、ソニアさんより叶國を目で追うようになってて……これってどういうことなんだ? チクショー……わっかんねー!」

 ソニアちゃん、より。という言葉にどきりとする。あれだけ四六時中、今だって口を開く度にソニアさんソニアさんと言って、昨日も今日も彼女の後を追っかけまわしていた左右田くんが、わたしのことばかり……?
 考えてみれば、今日だって昨日だって一昨日だって、左右田くんはずっとわたしと一緒にいた気がする。ソニアちゃんの姿を見かけて羨望の眼差しを向け、今日も綺麗だなどと賛美の言葉を口にしてはいたけれど、何故か近寄って行くことが少なくなった気もする。それどころか、左右田くんがおでかけチケットを使用して誘う相手は、わたしばかりだったじゃないか。
 最初はソニアちゃんが付き合ってくれないとかで仕方なく、という感じだった。しかし最近では採集が終わるとすぐにわたしのところへ来て、どこへ行くかと提案してくるのだ。それに対してわたしは……わたしは、安堵していたように思う。

「それってやっぱり好きなんじゃないのか?」

「ち、ちげーよ! オレはソニアさん一筋のはずなんだ……。うう……けど叶國のことばっか考えちまってしょうがねえよォ……」

 頭の中がごちゃごちゃとして、纏まらない。いつの間にか自分の脈拍が速くなっている。
 今更になって2人の話を盗み聞きしていることに罪悪感が生まれてきた。最初はただのお馬鹿2人の猥談だと思ってたのに、まさかこんな話が左右田くんから出てくるだなんて……あまりにも衝撃的過ぎたのだ。
 これ以上聞いてしまうのは今後顔を合わせた時に差し支えてしまいそうだったため、わたしはもう退散しようと静かに階段を降りる。何故か足が震えてしまって上手く動かせない。

「はは……もし本人にこんな話したら、笑われちまうだろーけどな」

 笑わないよ。
 言葉にすることができなくて、心の中だけでひっそりと否定する。むしろ笑うどころか、あの時のように上手く反応できなくて赤面して、逃げ出してしまうに違いない。今だってそうだ。
 音を立てないようにゆっくりと出口へ向かう。もう気分転換は十分だ。あとは自分のコテージに籠って今のことを整理しながら朝を待てばいい。扉に手をかけてそっと手前に引いた。螺子の軋む鈍い音にどきりとする。慌てて後ろを振り返るが2人が気づいている様な会話は聞こえてこない。外の爽やかな風が、開いたドアの僅かな隙間から流れ込んできた。とても心地よく、涼しく感じるのはわたしの体が熱を持ってしまったからなのだろう。
 入った時と同じように、隙間に体を滑り込ませて外へ出る。なんとか大きな音を立てずに行動することができてとりあえず一安心だ。胸を撫で下ろして大きな溜息を吐く。けれども安心なんてできるはずがないんだ。こんな事実を耳にしてしまって、明日からどんな顔で左右田くんと会えばいいのか……普通に、なんてできるほどわたしは器用ではないのだ。
 とんだ気分転換になってしまったとわたしは星空の下ひとり歩く。どうにもこうにも今夜は、眠れない運命にあるらしい。



○終わり。


*2013/12/15




@青さまへ

≫左右田くんと日向くんが男のマロン所持してるとこんな風に語りだしちゃうのかな、と想像したら2人とも大変な変態になってしまいました。花村くんがいたら大変なことになっているだろうな…!
左右田くんには変態の地平線をどこまでも追い続けて欲しいものです。でもやっぱり残念な童貞であって欲しい。
もっと濃厚な話をさせるにはやっぱり経験ありの誰かを交えさせたいものです。経験ありそうな……あ、あれ、誰も思い浮かばない(笑)
ちなみに二―ハイ云々はwiki様にお世話になりました。日向くんは七海ちゃんに夢を持ち続けてるといい……。
こんな感じに仕上がりましたが、読んでくだされば幸いです!リクエストありがとうございました!


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