私を捨ててほしかった
リヴァイ、
呼んで後悔した。
「ハンジ分隊長。」
もう、いませんよ。
そうだ。
そうなんだ。
知ってたよ。
あぁ、あ。
でも。
「リ、ヴァ、」
ねぇ、返事してよ。
クソメガネって、ハンジって呼んでよ。
呼べよ。名前を。ねぇ、呼んで、馬鹿みたいに鼻で笑ってよ。
「リヴァイ。」
もう、会えないんだ。
じゃあ、せめて。
せめて。最後に。
私を捨ててほしかった
よくわかりません。まる。
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