※学パロ的な何か



こぽこぽ、とコーヒーがカップに入る音がする。
出来たぞ、という霧野先生は私にカップを渡した。

「ありがとうございます、」

「なまえは最近よく来るよな」

何か悩みでもあるのか?という問いにんー…と中途半端な返答をしながらコーヒーをすする。
あ、おいしい。

保険医の霧野蘭丸先生は女性のような容姿でかなり男前な性格を持つため、人気が高い。
音楽の神童先生と仲がよかったり、優しくて気さくだったり。彼のステータスを知って嫌いになるものはほとんどいないと思う。

私はそんな霧野先生に惹かれて、ここ最近は保健室に通っている。

「ね、先生」

「なんだ?」

私はそんな先生に、今日こそ聞きたいことがあり、問う。

恋の仕方を教えてほしいの
 
(大好きな霧野先生、教えて)

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甘い、のか…?

title:確かに恋だった




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