「好き、なの、」

私が微かな勇気を振り絞って告げた言葉。
その言葉は緑川くんは驚愕の表情をし、直後彼は申し訳なさそうな顔をした。

「ごめん、まだそういうの考えられないんだ」

あぁ、失恋しちゃったよ。
でも、わかりきってたからいい。

でもね?私はこういってしまったからには責任とってほしいんだ。

「緑川くん、キスして」

「、え?」

「お願い。それで私は…諦めるから」

彼は少し悩んだ風にしていたが私が真剣な瞳で見つめると優しく抱き寄せて唇を重ねた。


キスぜんぶ忘れるから
(ごめんね、こんなのずるいよね)
(でもこれで、もう私たちは昨日までの関係に戻るから)

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こ、これを切甘というのか…?
よくわからん。

title:確かに恋だった




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