※ゆりゆりしてます ※百合に嫌悪を感じる方や聞いたことがない方はUターン推奨
「何だなまえ、髪下ろしたのか」
「あ、ウルビ…じゃなくて、玲名ちゃん」
エイリア学園の事件が終わって早数日。 私たちは前のように、お日さま園でゆったりと過ごしていた。
「まあね、エイリアの時の髪型って、なんかいやだし」
「そうか」
私は下ろした髪にさらりと触れた。 エイリアのときはポニーテールのように上げていたが、下ろしていたほうが落ち着くし、何より――ポニーテールにするたび、エイリア学園のことを思い出してしまう。だから、嫌だったのだ。
…なんて考えていると玲名ちゃんの手が私の頭の上にぽん、と乗る。
「ポニーテールも良かったが……下ろしていたほうが可愛いな」
撫でながら、そう言われた。
カアァ、と頬に熱が集まるのが分かる。 れ、玲名ちゃん…それは反則だよ!
口説かれた。
(?なまえ、顔が赤いぞ?熱でもあるのか?) (だだだ、大丈夫だよ!) ((玲名ちゃんってば、天然!))
------------ たまに百合が書きたくなる。
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