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「へえ、最近この辺に来たのか!」

「はい。もうすぐ、近辺の中学校に転校生として行くんです」

綱海くんに自己紹介をされ、私もした方がいいのかな、と思い軽く自己紹介をした。
一応、『あのこと』は言っていないけれど。

「っと、そうだ。俺、サーフィンしにきたんだった!」



「さーふぃん?」

聞き慣れない言葉に私は首を傾げる。
すると、綱海くんは知らないのか!?と驚いた顔をする。

「う、うん…」

「サーフィンはな!すげー面白いんだよ!」

綱海くんがサーフィンの説明をキラキラとした顔でする。サーフィン、好きなのかな…?

「まっ、とりあえず説明するより見た方がはえーよな!ちょっと行ってくる!」

そういいながら綱海くんは海に向かって走って行った。
サーフィン、か……。

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