さて、現状を整理しようか。
私…風丸心愛は目が覚めると小さくなっていた。 着ていたパジャマはだぼだぼでまさに萌え要素そのものと化している。 枕元には携帯。
現在いるのは二段ベッドの上で、下では可愛い可愛い春奈ちゃんが睡眠中。
………うん、とりあえず春奈ちゃんに相談しようかな。
というわけで春奈ちゃんを起こしに下まで来ました。 あああ、いつみても可愛いよ。くるりとした睫毛が…ぷるぷるの唇がっ… って、私はおっさんか!
とりあえず起こそうと少し体を揺らしてみる。 、が無反応。 もっと揺らしてみる。 無反応。
あああ、もう少し手荒でもいいよね!
「春奈ちゃーん!おーきーてー!」
ゆっさ ゆっさ ゆっさ
「んん…、なんですか…心愛さん…今日休みなんですから寝かしてくださいよぉ……」
お、反応あり。 だけど目を開けていないよう。こうなったら…
「さっき立向居君からメール着てたよ」
「えっ」
それを聞くとガバッと起き上がった春奈ちゃん。おぉ、効果覿面。
「ごめん、嘘」
「な、なんなんですか…心愛さん……って、あれ?」
ここまできてやっと私の異常に気づいたみたい。
さて、どうしようか。
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うちの春奈は立春仕様です(´^ω^`)
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